2013/03/07

ユニバーサル・ハーモニー〜アルーンコンシャスタッチ2013

デトックスによる排出と若返り


「ユニバーサル・ハーモニー〜ARUNコンシャスタッチ2013:愛と気づきの21日間」は、「私たちの存在のあらゆるレベルにおいて、デトックスによって、どのように排出と若返りがおこるのか」についてアナーシャの率直なシェアリングで幕を開けます。

ゴアの海岸でくつろぐアナーシャの写真
ゴアでのアナーシャ… ずっと前のこと

1993年の冬、20年前のことです。アヌブッダと私はゴアにいました。私たちの近所に、とってもユニークなイタリア人の男性サニヤシン、マカランドが住んでいました。マカランドは、バーナード・ジェンセン博士の驚くべきアプローチにもとづいた「コロン・クレンジング」をおこなっていました。それは5〜7日間にわたる断食をしつつ、腸内をきれいにする特別な製品を摂取して、一日に二回腸内洗浄をするというものです。この「腸内洗浄」は重力にまかせた腸内洗浄方法で、自分で水の流れをコントロールでき、浣腸のときとはちがって、起き上がることなく、自分の準備がととのいしだい排泄できます。水が20リットル入ったバケツを用意します。朝の回では、肝臓のデトックスのためにコーヒーを加えます。そして午後の20リットルには寄生虫を押し流すためにニンニクを加えます。そして、私たちはインド洋からわずか50メートルしか離れていない、美しいヤシの葉のもとで寝そべるのです! 私たちの友人の何人かが参加しており、その七日間を終えたことについて熱く語っていました。それに私たちも興味をもちやることにしたのです。しかし! これが私をどこに連れて行くかなんてほとんど知りませんでした。当時私は42歳で、誰もが体験するような、よくある不満を持ちながらインドに暮らしていました。例えば、アメーバ、寄生虫とか。そして頭痛、更年期障害の前兆、そして時には関節の痛みにも悩まされはじめていました。私はベジタリアンの食事をとっていました(私は生まれてから一度も肉を食べたことがありません)が、たくさんの甘いものやコカコーラ、タバコ、時にはハシーシ、白米、白色粉、コーヒーも飲んでいました。そこで私たちはマカランドに会いました。すると彼は私たちの目を見てくれました。彼は自然療法のお医者さんで、イリオロジストでした。彼が言うには、私たちにはすでに内側にたくさんの慢性病の兆候がある、とのことでした。さらに、私たちの腸は調子が悪い、とも。そこで私たちはそのクレンジング方法を試すことにしたのです。ちょっとビビりながらね! 私は痩せていて、さらに体重が減るのを恐れていました。また、低血糖症にも悩まされていました。これは、血液中のグルコースの欠乏によるもので、タイプ2の糖尿病の前兆でもあります。

初日はうまくいきました。それほどハードではありませんでしたが、それでもコーヒーやタバコは禁じられていました(一部の人はタバコを吸いつづけていましたが、私たちは「スッパリやめる」ことにし、これを機会に少なくとも一週間は止めることにしました)。

二日目、私は「割れるような頭痛」とともに目を覚ましました。一日じゅう吐き気を感じ、ほんとうに「止めてやる。こんなのあんまりだ! 自分自身になにをやってるんだろう?」と考えていました。しかしグループやマカランド、そしてアヌブッダがなんとか続けるように私を説き伏せてくれました。

三日目、私は「生まれ変わった」ように感じました。頭はスッキリとし、目もクリアになり、新鮮で震えるようなエネルギー、いっぱいの喜びを感じたのです。今でもその喜びに満ちた感覚を思い出すことができます。その瞬間から、残りの日々は簡単にすぎていきました。少しは心地悪い時もありましたが、「健やか」な感覚はつづきました。

マカランドは、クレンジングや栄養学について参考になる本をたくさんもっていました。私は読んで読んで、読みまくりました。そして情報を吸収すると、新しい世界が開けたのです。アヌブッダと私がふたたび食べはじめると、私たちは「悪癖」を止めることができ、私の料理はより健康的なライフスタイルへと舵を切りました。それ以来、私たちは「身体・マインド・感情・スピリットからなる有機体のクレンジング」についてさまざまな手法を、少なくとも年に一回は試しました。私たちの驚くべき「電磁エネルギーフィールド」である身体という乗り物をとおして、私たちの人生により多くの「愛と気づき」をむけたのです。瞑想とともにおこなう身体の探求は、私・私たちにとって、今生において絶えずもっとも情熱的なものとなってきました。結局のところ、身体は魂の家なのです。私は、その地図に描かれていない土地を探索し、神秘のなかへとダイブしつづけることが大好きなのです。

私たちの身体は、神、存在、創造主、造り主〜好きな名前で呼んでください〜からの贈りものです。身体がよりよく機能してくれるほど、感謝の気持ちが湧き出てきます。そして、私たちが道から外れ、無意識的に行動し、馬鹿げた悪癖に陥ると、私たちに「痛み」をもたらします。ですから、習慣を打破することで、その習慣が目的に適ったものなのかどうか、なぜ自分はその習慣の影響を受けているのか、自分自身をきちんと見つめるためのツールを手に入れられるのです。ある習慣に溺れてしまうと「人生が持っていかれ」てしまいます。ですから、それに気づくことが大切なのです! そしてこれが、私たちが時間をさいて、皆さんに「私たちの歌」を分かち合うことの理由です。今回は私たちの四回目のワールドワイドなシェアリングです。私たちは、自分たちが年に一回おこなうクレンジング・モードのなかで、このシェアリングをおこなっていきます。今年は、私にとって人生で三度目となる「水のみの断食」となります(初回は1979年にさかのぼります。型破りな20名の女性とともに十日間にわたる水のみの断食でした。その断食でもっともよく覚えているのは、自分の首から完全に痛みが消え去り、緩んだ感覚でした。それは頭が飛んでいくような感覚でした)。その後、アヌブッダと私は2010年に「水のみ」の断食をおこないました。そして今回です。私たちはゆっくりとはじめます。一日は水のみ、一日は野菜ジュース、グリーンスムージー、ココナッツウォーター。そして三日間にわたり水のみ、その後の三日間は野菜ジュース、グリーンスムージー、ココナッツウォーター。それから1〜2週間にわたって水のみとなります。それから、とってもゆっくりと食べはじめます。二、三日はフルーツのみ、それから野菜ジュースと生野菜をくわえます。ただし脂肪はいっさい摂りません。一週間したら「生の活きた食物」ダイエットに復帰します。

一週間にわたって断食をしたばあい、戻ってくるまでに三日間はとってください。初日はオレンジかスイカにします。二時間ごとにオレンジを半分ずつ、あるいは二時間ごとに小さなスイカ一切れを摂ります。「クレンジングからの復帰は、クレンジングそのものと同じくらい大切です。」もし水のみの断食をしたばあいは、「休む」ことをお勧めします。週末におこない、お家でそれを祝いましょう。頭痛や吐き気(胃のなかの胆汁や酸が上がってくるかもしれません)といった「排毒症状」があるかもしれません。しかし、それは過ぎ去ります。自分は「母なる自然の手術台」の上にいるのだ、これはより良い生き方のためのステップなんだ、ということをつねに思い起こしましょう。皆さんのなかには三日間にわたる「水のみ」の断食に挑戦したい人がいるのを知っているので、二、三日前から「グリーンスムージー」や野菜ジュースを摂ることをお勧めします。これで、より断食に入りやすくなります。また、塩や脂肪、過剰なたんぱく質をなくすことで、体験がより楽になるでしょう。仕事に行かなければならないばあい、金曜日の朝食を摂ってもかまいません。そうすることで、その日の仕事をするためのエネルギーをえられます。それ以降から土曜日と日曜日にわたっては、水だけを飲みます。そして日曜日の夜までに、リンゴかオレンジのようなフルーツをひとかけら食べます。その翌朝にはグリーンスムージーか、もう少し多めのフルーツ。月曜日の日中はフルーツ、スムージー、ジュースを好きなだけ飲みます。火曜日には、ふたたび食べはじめる準備ができていますが、できることなら、より意識的な食べ方にしてください。

覚えておいてください。これは罰ではありません! あなたが想像できないような恵みがまっています! 


ベリー・グリーンスムージーをそそぐアナーシャの写真
ベリー・グリーンスムージーをそそぐアナーシャ。ポルトガルの海岸にて。7年前… ン〜〜〜〜ム!

身体に自らを癒すチャンスをあげると、自然がそれをサポートしてくれます。アヌブッダと私は、クレンジングを20年にもわたってやってきました。いまだにやっているなんて馬鹿みたい、と考えている人もいるかもしれませんね。そう考えるのは皆さんの自由ですが、皆さんも自分のもっている車や家をつねにきれいにしなければならないことは分かりますよね(芭蕉は「禅庭園はけっして完成しない」と言いました)。そのプロセスには終わりがなく、フィルターなどを新しくしなければなりません。私について言うと、私は自分が毒素が多く、有毒な化学物質や重金属にあふれた環境のなかに暮らしていることに気づいています。そういったものはどこにでもあります。「ケム・トレイル」、ノン・オーガニックな野菜やフルーツ、車や工場、飛行機からの煤煙、日用品、水、あなたが身体に塗るクリームにふくまれる化学物質、などなど。そのリストは尽きることがありません! 私はそうしたものをできるだけ少なくする、健康的ライフスタイルを選びます。でも私には、車の交通、飛行機、ケム・トレイルを止めることはできません。EMF(電磁フィールド)汚染になにができるというのでしょう?!? ですから時々において、私はストップする時間をとって、自分の臓器、分泌腺など「内側の時計をリセット」するのです。そうやって、関節のきしみや痛みをひきおこす酸をいくらかでも取り去ろうとするのです。これは私自身へのギフトなのです。これが、地球上でのいのちという贈りものへの感謝をあらわす私なりのやり方です。

また、水断食に関連することですが、シンプルに一週間のうちの一日をそれにあてることから始めることもできます。一年すれば52日間も断食をしていることになります! そこからは多大な恩恵があるでしょう。体の調子が良くないとき、その機会を利用してベッドのなかで水断食をしてみましょう。これは、動物たちが調子を崩したときにすることです。食べるのを止めます。チキンスープもなし、いっさい止めます。ただ自らの内側へとリラックスして、戦わないようにします。祝福しましょう。あなたの身体は一時休止を求めているのです。あなたの神経システムは過負荷状態になっていたので、バランスを回復する必要があるのです。「水のみの断食」についてより詳しくは以下のリンクを参照してください:


どちらも素晴らしい記事です。

また私たちは、アーノルド・エレットが大好きです。彼は古典的名著を二冊記しました。「Rational Fasting(合理的断食)」と「Mucus less Diet Healing System(粘液のないダイエット・ヒーリング・システム)」です。ハーバート・M・シェルトン博士の本「Fasting Can Save Your Life(あなたの命をまもる断食)」は素晴らしいですし、ポール・ブラッグが書いた「The Miracle of Fasting(断食のミラクル)」もインスピレーションを与えてくれます。

2年前、皆さんと一緒に21日間の旅路をたどっていたとき、私たちは皆さんをグリーンスムージー・クレンジングとジュース断食によるクレンジングへと誘いました。この投稿の終わりに、そのときのブログ記事へのリンクを掲載しておきます。

そして、もし今回の21日間のために「ヘルシー・ホールフーズ・ピュアダイエット」を選んだ人は「グリーンスムージー」のみの日を一日だけ取り入れるか、「一種類のフルーツ」だけを食べる一日を取り入れてください。これは一回に一種類のフルーツを食べたいだけ食べるというものです。そして再び食べるまでに少なくとも二時間は待ちます。できれば「旬のもの」を選んでください。

「ヘルシー・ホールフーズ・ピュアダイエット」 とは:プロセスされた食品はいっさいなし! 添加物をいっさい使わず、調理済みではない、遺伝子組換えでない、化学調味料(グルタミン酸ソーダ)をいっさいつかっていないもの。新鮮なフルーツ、野菜、「全粒穀物」、できることなら、ブラウン・ライス、キノア、キビ、アマランス、ポテト、豆類、ナッツなどのグルテンをふくまないもののみを食べます。調理されたものを40%、生のものを60%摂るようにしてください。「不飽和」脂肪を摂り、オーガニックのココナッツまたはオリーブオイルを使います。海苔などの海藻類、味噌、ザウアークラウトを食べます。その週は砂糖、肉類、魚類、卵類はいっさい食べないようにします。そしてどう感じるかをみてください。塩の摂取量を少なくしてください。というのも、調理済み食品など、塩はどこにでも含まれているからです。甘いものを食べたいばあい、アガヴェ、ステヴィア、非加熱で濾過されていない蜂蜜といった自然の甘味料をつかい、オーガニックなものを食べましょう! コーヒーやクリームの入ったカプチーノ、紅茶を愛飲している人は、止めてください。その一週間だけでも、かわりに緑茶を飲むようにしてください。それは「ビーガン・ダイエット」です。Google検索するとレシピやアイデアを見つけられるでしょう。あなたの陰の部分に飛び込んで、探検し、「習慣を変える」ことで自分になにが起こるのかを感じて注意深くみてください。

楽しいし、あなたにはそれだけの価値があります。この五つのオプションから一つを選んで試してみましょう! 

アヌブッダとアナーシャの写真
アヌブッダとアナーシャ。竹林のある鎌倉のお寺で。三年前。

そしてブログをとおして私たちに報告してください。質問を送ってください。自身の啓発を忘れずに、散歩やダンス、ARUN / Osho Yoga、Oshoのアクティブ瞑想などをして体を動かし、動いて動いて、動きましょう! 私たちの身体は動くために造られています。しかし現代生活はそうではありません。私たちはすべて機械でやってしまいます。

ですから、愛する友人である皆さん、私たちはあなたと共に、あなたのためにいます。そして人間のエネルギーフィールドへの私たちの情熱と愛を分かち合えることを幸せに感じています。

一緒にやりましょう。…そして忘れないでください:あなたは、あなたが食べるものでできているし、あなたが食べるものになっていきます!

皆さんを愛しています、アナーシャ(そしてアヌブッダ)

追伸:以下の素晴らしいリンクも参照してください:



「アルーン・タイム」地中海の日の出の写真
「アルーン・タイム」地中海の日の出。スペインの我が家からちょっと出たところ。2011年元旦。


翻訳元:Detoxification leads to Elimination and Rejuvenation by Anasha
(翻訳:サハジョ)