2016/03/27

Day 9:横隔膜を意識する

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アルーンコンシャスタッチ 〜リバース〜 
「21日間の再誕生への招待」
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今日はカマラより、横隔膜のお話です〜。

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Day 9: 横隔膜を意識する

こんにちは
昨日までの大風とはすっかり変わり、
今日はすっかり小春日和でした。
セヴィリアは真っ青な空と温かな日の日差しで、
みんなバールの外のテーブルで一杯昼間っから、
楽しそうでしたよー。

こんな春の日は
今まで寒さに縮こまっていた身体を思いっきり伸ばしてみたくなります。
ストレッチで外側から、
そして呼吸で内側から。

ところで、
呼吸と言えば、横隔膜。

横隔膜は膜と書かれますが、
実は傘のようなドーム型をした筋肉です。
私たちの身体に三つあり、

一つは肩の鎖骨の辺り、胸骨部の横隔膜

もう一つは肋骨の下の辺り、肋骨部の横隔膜
これが一番ポピュラーな横隔膜です。

この上記二つつの横隔膜は普通に雨のふった時に広げる傘の形です。
この横隔膜は呼吸に密接な関係があります。


そして三つ目は骨盤底の部分。腰椎部の横隔膜。
骨盤にくっつくように傘がひっくり返った形であります。
これは大腸の廃物を体外に出す時に動く筋肉です。



それでは肋骨部の横隔膜に話を戻すと、
その横隔膜は
息を吸い込むと下にさがり、
新しい空気でいっぱいに肺を満たします。

息を吐き出す時にはその逆で上にあがり、
肺の古くなった二酸化酸素を体外に出します。

この横隔膜がないと私たちの肺は動かなくなり、
新しい空気を取り入えることができなくなるのです。

我慢しすぎたり、緊張したり、食べ過ぎでも
この筋肉の動きが鈍くなります。

動きが鈍くなると、
肺に充分な酸素を取り入れられなくなり、
クリアな思考が生まれません。

椅子やベットの角にこの横隔膜の後ろの部分をそえて、
足を床につけて、
ぐーっと上半身を後ろにそらし、
腕を頭の上に上げたり、
どうの横に戻したりしながら、
その動きと共に深呼吸して行くと
この横隔膜のチャージがリリースされ、
ハートも喜ぶでしょう。
誰にでもとても簡単にできます。
これを読み終わった後に早速やってみてください。

ヨガのコブラのポーズは横隔膜に最適なアサナです。

そしてウディヤーマという呼吸法は
中腰で立って、
肺をできるだけ空にし、
横隔膜を引き上げた状態で行うのですが、
横隔膜の緊張を解き、
リラックスするためには素晴らしいエクササイズです。

さあ、
今日は一日
横隔膜を意識して、そこにあるものに気づいていましょう。

意識をもって観照するだけでも、
きっと横隔膜は反応してくれるでしょう。

それでは、妙高高原でお会いできることを祈って・・・。
生き生きとした一日を・・・。

With Love & Light Kamala