2016/03/27

Day 20:呼吸 〜 肉体と意識との架け橋

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アルーンコンシャスタッチ 〜リバース〜 
「21日間の再誕生への招待」
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おはようございます。
残すところ2日となりました。
今日はラサタから呼吸についてのお話です。

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Day 20: 呼吸 〜 肉体と意識との架け橋 (by. ラサタ)

こんにちは!
ミュンヘンでは今日も雪がちらつき、
こちらは、まだまだ春は遠い感じですが、
日本からの早春の花便りに心躍らせています。

21Daysもクライマックスに近づいてきましたね。
3月21日に向けて意識的に過ごしていきたいです。

今日は私たちの肉体と意識をつなぐ架け橋、
呼吸についてです。

先日、カマラもDay9.で「横隔膜」について書いていますが
横隔膜や呼吸に意識的になることは
アルーンの中で大きなパートを占めています。

今年の夏にはスペインにて、アナーシャとアヌブッダによる
呼吸に関しての2週間のアルーンアドバンスコースが開催されますよ。

私自身、この30年呼吸に働きかけることをたくさんしました。
ダイナミック瞑想をはじめ、ブレスエナジーワークや
パルセーションなど、呼吸を通して身体の細胞を
活性化し、感情やエネルギーを解放してきました。

そういった活動的な呼吸から、さらに内なる呼吸に興味を持ったのは
ヴィパサナ瞑想(呼吸を見つめる仏陀の瞑想法)を通してでした。

そして、アルーンでのブレス・オブ・メディテーションとの出会いは
自分がする呼吸から、呼吸を観照する意識へのシフトとなり、
タッチを通して呼吸の深みへと導いてくれています。

アナーシャは、呼吸には主に3通りあると言います。
ひとつは、無意識にしている呼吸。
寝ているときも、動いているときも、
呼吸のことをすっかり忘れていても
生命を維持するために働いている呼吸。
ありがたいですね。

二つ目は、先ほど挙げたような自らの意志で行う呼吸。
ダイナミック瞑想の呼吸やブレスワーク、ヨガなど
様々な呼吸法やエクササイズ。
機械的にもなりえますが、意識的になることで、
固定化した横隔膜や呼吸を活性化し、
浄化や健康増進、瞑想の準備になる素晴らしいものです。

三つ目は、自然に起こる呼吸を見守る「瞑想の呼吸」です。
ヴィパサナ瞑想や、アルーンのブレスオブメディテーション
がこれにあたります。

アルーンでは、タッチを道しるべに、
少しずつ身体の意識を呼び覚ましていきます。

息が入ってくるにまかせ、
息が出て行くにまかせ、
そして待っている。
自然に息が入ってくるまで。。

吸う息でどんなふうに肉体の壁が
広がり、吐く息で戻ってくるのに気づいている。。。

呼吸を見守るというのは言葉で聞くより簡単ではなかったりします。
というのも、習慣的に私たちは時折は意志の力で呼吸するけれど、
ほとんどの場合、呼吸に無意識で過ごしているので。

けれども、呼吸を観はじめると、
こんなに面白いことはありません。
そこに自分がいろいろなかたちで現れてくるからです。

息が吐き切るのを待たずに急いで吸っていたり、
吸う息に微妙な努力があったり、
呼吸にまかせることへの
不安や焦り、緊張に気がついたり。
呼吸は自分を映し出す鏡だというのが
よく分ります。

観ていると、それだけで呼吸が
変わってきます。
そしてひとつひとつの呼吸が
どれをとっても同じでない。。

呼吸がアンワインディングする
(もつれて縮んでいたものがほどける)ように
変化しつづけ、気づく必要のあることに気づかせ、
いらないものを放り出しながら、
自分本来の自然な呼吸に戻り始めるのです。

ひとつの呼吸が中心から生まれ、
花咲くように滋養と命の力を分かち与えて広がり、
そして吐く息で洗い流されて中心へと戻り消えていく。
そして待って、新しいひとつの呼吸が生まれる。

呼吸するごとに再誕生は起こっているのです。
今、この瞬間に気づいていれば。。。

今日、気が付いたとき、ほんの少しの間でも、
自分の呼吸をそのままに見守ってみてください。

そして、妙高高原のアルーンにも、ご一緒にどうぞ!!
自然の中で、身体をいっぱいに伸ばして呼吸をたくさんしましょう。
ダイナミック瞑想から、ヨガや呼吸のエクササイズ、
身体に根付くタッチ、呼吸を見守るタッチ、
肉体から精妙なエネルギー体まで、春の息吹で満たしましょう。

身体の不思議さと素晴らしさに触れて
愛と気づきを分かち合う、自分自身のための時間です。

Love, ラサタ