2017/03/21

愛に花開く21日間 day15 〜 臓器に呼吸する

椿の花の写真

アディプリヤです。
わたしたちの意識との架け橋となる“呼吸”。
呼吸は、アルーンの中でも繰り返し取り上げられるテーマです。

今日は呼吸を通して臓器に話しかけていく瞑想を、
アナーシャの記事から紹介します。

いま、あなたのからだのなかで、気になる臓器はどこでしょう?
肝臓?胃?膀胱?肺?心臓? …………

よかったら、気になる臓器を思い浮かべて、
その臓器に当てはめてながら読んでみてください。


day15: 臓器に呼吸する


意識的な呼吸とコンシャスタッチの助けとともに
臓器にエネルギーと電磁力を与えることは、
非言語コミュニケーションの強力な手法です。

そして覚えておいてください。
あなたが自分の肝臓に話しかけることで、
あなたの肝臓もまたあなたに話しかけてきます…… 

耳を傾けてみましょう。
あなたのマインドとともにではなく、
あなたのハートともに、
あなたの臨在とともに、
あなたの存在とともに。

椅子に座って、背筋を伸ばします。
ただし硬直しないように。
私たちは「坐骨」の外側のちょうど上に座っています。ほとんど坐骨の上です。

そして、心から二、三回深呼吸をして、
呼吸をしているときに、どのていど柔軟性をもっているか観てみます……

ここで、「息が入ってくるのを許します」
ほんとうに来させます。ケチらないで。
あなたの身体に息をたっぷり入れてあげます。
その息があなたの身体の内側の壁を大きく広げさせます。
心地良く。

そして「息が出ていくのを許します」….
ほんとうに出ていかせます……. 
抱え込まないで。

覚えておいてください。
あなたが息を出ていかせるほど、
息が入ってくるためのスペースをより大きくできるのです。

そしてあなたが吸った息は小さな一時休止へと入っていきます……
そこであなたは休息し、
内側深くあなたのセンターにつながり、
「そして次の息がおのずから戻ってくるのを待ちます」。

その呼吸の気づきについていきます…… 
あなたがするのではなく、
息が「あなたに息を吹き込む」のを許します。
これによって、内側で観照するスペースが生まれます…… 

あなたは、意思の力でするのでもなく、
コントロールするのでもなく、
呼吸のプロセスを観照しはじめるのです。

ここで、一分ほど両手を強くこすりあわせます。
しっかりとエネルギーが与えられた両手をあなたの肝臓の上にかざします…… 
その熱が、バイブレーションが、そして電磁力が
あなたの身体の壁を深く通り抜けて、肝臓にまで達するのを許します。
「それはあなたのものです」。
それをあなたのマインドの目で観てください
(あなたの「ブッダの目(ブッダ・アイ)」で)。

ありのままを見つめ、呼吸をしながらそれを感じます…… 
そして肝臓が「あなたに話しかける」ようにします。
少ししたら、両手をソフトに繊細に触れさせていきます。
「あなたの肝臓のまわりの、あなたの身体のこの部分の形をとって」。

あなたは驚くことでしょう~
あなたの両手の間に
ほんとうの意味のあるコミュニケーションが、
「Your Almighty I Am Presence」が、
そしてあなたの肝臓が上昇しはじめるでしょう! 

洞察(内なる視界)が体験されるのです。
肝臓はリラックし広がりはじめるでしょう…… 
肝臓を出入りする血液の流れが一回一回の心臓の鼓動とともに循環します。
ヒーリングのエネルギーが生まれ、
一回一回の呼吸とともに強くなります。

呼吸が肝臓にむけられます…… 
一回一回のたっぷりとした呼吸がとっても直接的に肝臓へむかい、
あなたの肝臓が呼応します。

微妙に、肝臓が吸う息とともに大きくなり、
吐く息とともに元のサイズに戻ります。
血液の流れが活性化し、
大きくなって炎症をおこすことで、
とっても窮屈にお互いにくっ付き合っていた臓器すべてのまわりに
再びスペースが生まれます

(ほとんどの肝臓は、身体から化学物質や毒素を取り除こうと働き過ぎて、
何年にもわたって酷使されることで大きくなっています)。

あなたの臓器のひとつひとつは、
独自の細胞膜のなかに収められ、生きた呼吸そのものと同じように、
独自の動きをもっていることを覚えておきましょう。
この動きは運動性とよばれます。

それぞれの臓器は、それ独自のユニークな形、
独自の化学的働きをもったバルーンのようなもので、三次元的です…… 
そして各臓器と他の臓器や筋肉と、そのあらゆる側面と表面で境界を接しています。

炎症、毒素、ストレス、
抑圧された感情(悲しみ、怒り、セックス、憤り、憎しみ、恐怖など)や
他の異常が原因で、
臓器をかこんで、その周囲とつながっている筋膜が糊で固められたようになります……

こうして慢性的な緊張や病気を引き起こします。
(例えば肝臓は、胃、胆のう、大腸の肝臓湾曲部、右の腎臓、十二指腸、
そして横隔膜とのあいだに体液をやりとりしています!)
肝臓の緊張、炎症、そして運動性の低下によって、
私たちの呼吸もふくめ、肝臓周辺のすべての臓器に緊張を引き起こします。
そして私たちが肝臓にエネルギーを与え、デトックスすると、
その周辺のすべての臓器も恩恵を受けるのです。

ほんらい臓器はお互いにスライドし滑るようになっています…… 
それぞれが独自のリズムを保っています。

ですから、私たち自身の手で、
そして生きた対話と内側との繋がりを再確立することで、
私たちはその自然な形と動きを復活させるよう働きかけることができるのです…… 
瞑想の呼吸がすべての組織や筋膜を流れるように許してあげることで。

このプロセスを、
あなたの胃、腎臓、脾臓、膵臓、小腸、大腸、 胆のう、肺、子宮、
心臓、前立腺でも繰り返します。

あなたの愛のこもったコンシャスタッチと「Almighty I Am Presence」とで、
ひとつひとつの臓器を「照らし出し」たら、

こんどはそれらすべてを、あなたの気づきのなかに一度に含めます。
調和のとれた呼吸と、お互いに自由に柔軟にスライドするすべての臓器。
あなたは臓器のまわりに「光と気づきのリング」を作り出したのです…… 

臓器を愛し、エネルギーを与え、認めます…… 
臓器とあなたを同時にヒーリングします。

私たちの呼吸のなかには、
あまりに多くの本来的な喜びが隠されています…… 
そしてコンシャスタッチのなかにも。

このような行為をとおして動く愛と気づきには、
かならずその影に喜びがあります。

In love, Anasha

続きはこちらから:ユニバーサル・ハーモニー〜アルーンコンシャスタッチ2013:#9