2017/03/05

愛に花開く21日間 day5 〜 日常のタッチに意識的になる

水仙の写真

day5 : 日常のタッチに意識的になる


こんにちは、ラサタです。
今日は、普段の生活の中のタッチに意識的になること、
そのマジックへのご招待です。

毎日の生活の中で、私たちは絶え間なく触れたり触れられたりしています。

手だけでなく、まなざし、言葉、思い、動き、呼吸、食べること、
感情や思考など、生きるということは、タッチの連続です。

そんな日々のタッチにほんの少し私たちの意識を向けてみることで、
毎日の暮らしの中から内なる愛が花開いていくのですよ。

本当かどうかはあなたが試してみてください。

タッチは常にこの瞬間に起こっています。
だからタッチに意識的になると、今ここに戻ってこれるのです。
起こっていることがもっと感じられるし、受け取ることができる。
それは内側に浸透して、自分と繋がれるのです。

美しい夕日や風景に出会ったとき、
この瞬間のタッチに感動することがあると思います。
そんな時、私たちは今ここにいて本当に意識的でいます。

でも、そんな特別な機会を待たなくても、
日々のタッチに意識を向けるだけで、
何でもないものが色鮮やかな美しい特別な瞬間になりえるのです。

例えば、あたが誰かに何かを手渡すとき、紙でも、ペンでも、
その瞬間に、今ここにいて意識的に手渡してみてください。 
誰かから何かを受け取るとき、意識的に受け取ってみてください。

自分の身体を感じましょう。手だけでなく全ての感覚器官に開いて、
触れるもの、触れられていることを感じてみましょう。

あなたの手の感触
その物の感触、その背後にあるあなたと相手のいのちの流れ。
そしてその全てを見ているあなたにも、気づいています。

意識的に手渡されると、ただの物ですら命に振動しているのが感じられ、
受け取る私も、意識的になるのです。

アルーンコンシャスタッチでは、
身体と手のタッチを通して
意識的に触れること、触れられることを繰り返し練習します。

もちろんタッチに意識的になることは、
技術も上達するし、感覚がオープンに繊細になるので、
どんなテクニックを使う人にとっても大事な鍵ですが、

アルーンは、生きること、そのものに愛と意識をもたらします。
それを自分で体験し、知識だけでなく自分のものにしていくことです。
身体へのタッチはそのベースとなる気づきの土壌を育てます。

気がついたときに、
そこにある日々のタッチに意識的でいてください。

肌に触れる空気や太陽の光、風にゆれる木の葉や草、
周りの色やにおい、食べ物の味わい、 

周りにいる人、家族、友人との
まなざしや言葉、笑いや手のタッチ、ハグ。
自分で自分の身体に触れるときも、
何気ないその瞬間に、気づいて、
愛と意識を向けてみてください。

きっとあなたの日常がさらに生き生きと命に振動するのが
感じられるでしょう。

今日も良い一日を
LOVE, ラサタ