2017/05/29

Remembering 〜思い出すこと〜

アナーシャとアヌブッダの写真

2017年5月25日〜28日かけてミュンヘン郊外ブルーメンタールで開催されたグループ「ARUN Experience」。そのグループでアヌブッダがARUNを語ってくれた言葉のひとつです。

Remembering 〜思い出すこと〜

グループは自分で自分に触れることからスタートしました。右の頭蓋に手をあてて、頭のシェイプ、頭蓋骨、その上の筋肉、頭蓋骨の内側の壁(!)、脳、それから耳、眼窩、首、、、。

ただ、今、ここにいて、あるがままを感覚する。



少し動かしてみて、影響を感じる。判断なく、比較なく。触れている、と同時に触れられている。アヌブッダのガイドを聴きながら、右側の頭から首にかけて、丹念に触れていき、そして手を離して影響を感じます。

こんな風に自分で触れるだけでも、その影響は驚くほどです。

会場の写真

触れていた右側には心地よい流れが起こり、明るく、軽く、拡がっていて、自由。

タッチ(触れること)、気付きを向けることのマジック。

こうして、アルーンでは、忘れがちな身体の様々な部分、要素に気付きを向け、それらをRemember 〜思い出して〜 いくのです。

アルーンとは、Remembering(思い出すこと)。



忘れ去られがちな、もともと、かけがえのない、私達の大切な部分、要素、一員(member)を、再びメンバーに迎え入れて(Re-membering)、統合していくこと。

身体の様々なパーツ、部分、側面を思い出す、繋がりを思い出す、形を思い出す、、。

アルーンとは、メンバーシップ。

隅々まで、意識に照らされた身体とともにいることは、とても安心で、豊かで、パワフルで、幸せなことです。

痛みや不調との付き合い方も、変わってくる。
私達はこうした在り方で、生活、人生を味わっていくことが可能です。

アヌブッダの写真