2010/08/26

インテンシブコース in スペイン ラリータ Part1

カマラの写真Kamala, 2010.08

素晴らしかった。
比較するわけではないが、多分私か過去13年間体験してきたARUNコンシャスタッチ インテンシブコースの中で一番のものだったと思う。
参加者も、アヌブッタも、アナーシャも、全員が1つの大きな野火になったようなコースだった。
そしてその野火は少しずつ、少しずつ、ラリータのスタッフや自然を癒して行き全てのハートに灯りをともしていった。
Wholeness
存在と1つになった感じのコースだった。

今回はヘルパーの経験者は私だけで、後の5人は初めての人たちだった。最初の数日は毎日必要なことを1つ1つ言って行かなけばならなかった。正直言って、(どんなことになるか?)と思っていたが、瞑想キャンプが終わる頃には、ヘルパーが自分の立場を自覚して、自分の仕事に責任を持ってこなしてくれたのでグループルームはいつもきちんと整頓され、本当に気持ちよかった。そしてたくさんの参加者も手伝ってくれるようになり、皆のハートがとてもオープンでソフトになっているのを感じて、毎日「グラッシャス&サンキュー&ダンケ&ありがとう」を微笑みながら言っていた。

日本人の参加のヴィリンダは、今回、7月のコースと8月のコースの両方に参加していたが、これだけ日本の外に出るとコンディショニングか外れてくるのか? このインテンシブコースのときはまるで別人になっていた。人が開花するときは花のように好い香りが放されるようで、今までずっと隠されていた彼女の内側を皆と分かち合ってLOVEそのものなっていた。毎日、毎日、笑ったり、泣いたり、本当に100%自分のエネルギーを生きていた。
最後のシェアリングのときに、通訳のサハジョに心からの感謝を皆の前で告げた。そして彼女は、スペイン語で本当に皆と会えたことの喜びを伝えた。その姿は堂々と輝いていた。

今回初めて1対1の通訳を務めたサハジョも、しっかりとヴィリンダをサポートしていることがわかり、自分の内側に入っていくプロセスの中で、その上に、通訳という大変な仕事をこなしながら(本当に良くやってるなー)と毎日感じていた。
その瞬間に起こっている事を、その時に出来る限りして行く彼の姿は、一所懸命。
瞬間を瞑想していた。

スペイン、ラリータでのトレーニング風景

このような長いグループをすると心の湖の底にある泥がかき回されて古い思いや、傷も表面に出て来る。皆もそうだったろうし、私も例外でなく自分の観たくない無意識をしっかり観る機会が何度も、何度もあった。だけど、それを観ている時にでも時間は流れ、やらなければならないこともがあり、だから、出て来たものを否定判断したり、戦ったりするのではなく、ただそれを自分のハートで感じ、観て、そしてそれが、100%自分の中で受け入れられると、自然と愛のエネルギーに変容されて行く。

参加者の1人が最後に
「ARUNコンシャスタッチは身体に触って行くことだけではなく、人と愛を持って関わって行くこともARUNコンシャスタッチなのだということがわかった。」
とシェアしてくれた。
それを聞いて、アナーシャもアヌブッタも深く頷いていた。
本当にその通りだ。
テクニックを越え、愛を持って人と関わり、人生を歩くことを学べるこの ARUN コンシャスタッッチは私たち新しい人類に必要なワークで、それを学べるチャンスがある私たちは幸せだと思う。

今年も11月にアヌブッタとアナーシャがARUN コンシャスタッチを日本でシェアしてくれる。もしそのエッセンスにあなたの触れることができるなら、それは人生の大きな変容へと繋がって行くだろう。

ARUN コンシャスタッチの小さな野火は西から東へと広がり、日本人のハートにも灯りをともす...
with love kamala

Part 2に続く......