2009/10/29

アヌブッダについて

カマラの写真プレム・アヌブッタはみなさんも良くご存知だと思うが、和尚にセッションを100回以上し、和尚からNo1ボディーワーカーと言われ、その当時のコミューンに花を咲かせた人だが、今はアルーン コンシャスタッチのワークを世界中でシェアしている。

それと同時に、彼はタントラの追求も長い間アナーシャと2人でして来た人だ。彼とグループなどで、一緒に生活すると、1つ1つの行動にTANTRAを感じることができる。彼は2月生まれの水瓶座だからだろうか、空気のように済んでいて、春の木漏れ日ように温和で、水瓶の中の水のように静寂だ。

彼がオフィースでコンピューターなどをしている時、一緒の空間に居るとオフィース全体が静かに仕事をしていることに気づき驚いてしまうことがある。彼のエネルギーが伝達するのだ。アヌブッタは良く私たち人間がエレクトロマグネティックフィールド(電磁場の層)でできているという。だから、一緒の空間にいるだけで、彼の電磁場の層が私たちの電磁場の層に調和して、自然と私たち溶ける。

その反面、彼は子供のように無邪気だ。ある時、名古屋で一緒に歩いていた。そこは、アーケードのある寺町のにぎわった商店街だった。行き交う買い物客の間で子供たちがバスケットボールをしていた。アヌブッタは通りかかりにスッとその子供たちの中にはいって、その子たちとボールをパスし始めた。子供たちは喜んで笑い出した。知り合いのお兄さん(おじさん)が通りかかったかのようだった。私も一緒になって笑った。

骨格模型を使って説明するアヌブッダの写真

アヌブッタがグループをリードするときに、彼のパーソナリティーは完全に消えていると感じる。何か高い存在のガイダンスが、彼の身体を通して私たちに伝えて来る感じだ。(何でこんなにハートをキャッチする言葉が出て来るのだろう?このエネルギーの感覚は何なのだろう?)と感心する。

今も良く想い出すことができる。1997年に初めてのアルーンコンシャスタッチのインド、プーネの和尚コミューン(今の和尚メディテーションリゾート)でのグループに参加した時のことを。それは10日間のグループだった。

50人以上の参加者と20人を超えるヘルパーとの大家族だった。ピラミッドの建物の一番大きな部屋で3日間コンシャスタッチのグループをした翌日から3日間プッタホールに移動し72時間のサイレンス瞑想キャンプがあり、また4日間のグループルームにもどってコンシャスタッチをするという今までに無い形のグループだった。

瞑想キャンプ中はブッタホールでは2000人近くのグループ以外の人と一緒に瞑想を行い、ランチの後にグループルームでシェアリングをする。という設定だった。

その時驚いたのは、彼は誰がどの瞑想に参加していて、誰がしていなかったのかということをちゃんと憶えているのだ。(たった数人しか不参加の人はいなかったのだが。)2000人の中の70人を!信じられない!アヌブッタは「どうして瞑想に来なかったの?」と欠席者に問い、その人はその問いに答えるのを聞いている。そして来なかったことを絶対責めなかった。彼はこの3日間の瞑想キャンプがこのグループになぜ必要なのかを語ってくれた。彼はその10日間、2000人の瞑想キャンプも含め、1人で全てをリードしていた。今、私も自分でグループをシェアするようになり、それがどういうことか、どれだけのエネルギーと意識が必要かよくわかる。

タッチを見せるアヌブッダの写真

彼は本当にものすごい人なのだ!

その10日間はまるで70人が1つにスペースシップに乗って飛んでいるような日々だった。そして、10日目にそのスペースシップがこの地球に帰った時、私の本当の身体とハートとマインド、そして、エレクトロマグネティックフールドへの探求の道が始まったと思う。

自分が人生のブラックホールに落ちたときにも、人生の幸せのBIGウエーブに乗っているときも、常にアルーン コンシャスタッチという花が私の庭に咲く。そしてアヌブッタはアナーシャと共にその花の種をくれた人物である。

アヌブッタから数日前にチャットをもらった、今バンコックで日本のグループに向けてエネルギーチューニングをしていると。

私も今日本へ帰路の途中、ロンドンの空港でこのエッセイを書いている。
太平洋沿岸ではアルーン コンシャスタッチの波がだんだんと高くなって来ているようだ。
日本でみんなと一緒にこのBIGウェーブに乗るのが、とても楽しみだ!

LONDONにてwith love Kamala