マ・アルチャン・アナーシャ
アヌブッタとならびコンシャスタッチの創立者であるアナーシャは、生まれた時からベジタリアンである。
小さい頃、お母さんが「野菜ばかりでは健康上バランスがとれないのでは?」と、肉を食べさせたところ、ものすごい発熱を出してしまい、びっくりして、ホメオパシーのDr.に駆け込んだら、そのDr.は、熱でゆでダコのようになっている小さなアナーシャと診るなり「この子には動物性のものは不必要だです。」ときっぱり言ったそうだ。
それ以来、お肉も、魚もいっさい食べてないらしい。
その話を聞いた時に、私は、(まるで観音様のような話だなー。)と思った。
観音様は生まれる前からベジタリアンだったと言われている。観音様がまだお母さまのお腹の中にいた時、肉や魚料理の匂いをかくだけで、お母さまは気分か悪くなり発熱したり、涙が止まらなくなったりしたそうだ。
(アナーシャ=観音様? 観音は王女様だったよなー???)
アナーシャがアジアのどこかの小さな国の王女様の姿をしているのを想像してみた。
(クス...笑えてくるかも。そう言えばトレーニングのお部屋のホーリーコーナーには観音様の小さな彫り物がおいてあったなー。)
ダライラマ法王だって千手観音の魂の一部を持って生まれて来ていると言われているお方だ。
(アナーシャはそれらの方々と肩を並べているわけだー?すごいわーっハハ。)と、1人でジョークを考えて楽しんでいた。
アナーシャが究極のベジタリアン、ローフード食に変えたと知ったのはもう2年以上も前の話。(私はその当時、そんなの身体が冷えるからかえって良くないのでは?)と思っていたが、今年の3月にアナーシャがアンダルシアでブレスのグループをやった時に、私の手にアトピーは出ているのを見て、1週間の腸内洗浄と1週間の肝臓胆嚢のクレンジングをセットにした、全てあわせて2週間のデトックスダイエット法を勧めてくれた。
私はそれをやってみた。
強烈な体験であった。世界で一番深いチャレンジャー海淵から、世界一高いヒマラヤまでの登ったかのように、肉体的にも、精神的にも、思考にも、今までにない旅をしたかのようだった。
そしてその旅の終着点は、きらきらと海に光は反射して輝き、美しく、何とも言えない満足感があった。
今まで断食は数回して来たが、このアナーシャに教えてもらった本法が一番効いた!
そしてアルーン流の無理をしない方法でするので、リバウンドがない。
その後アナーシャはいろいろな本を勧めてくれた。今もそれを読んでいるが、まだまだ勉強になることが五万とあり、意識的な食の探求への道の本の数歩しか来ていないことを悟った。
そして、彼女の食知識はものすごいのだということも同時に理解した。
今もアナーシャに勧められた食生活をしているため、今年の夏はほとんどアトピーなしで過ごした。快適であった。
私はアナーシャのように完璧ローフードではないのだが、もうオイルを加熱して食さない!朝食はフルーツのみ。小麦等の腸を汚す食べ物は口にしない。砂糖はもちろん避ける。など、着実に身体を内外共から浄化している。
最愛の神殿である自分自身の肉体を常にきれいに保ち、丁度私たちが毎日掃除するのと同様に、肉体の汚れを取り除く、そして時々大掃除をするように、腸内洗浄や肝臓、胆嚢の浄化をする。
(ちなみに私は、次回、年末に行う予定だ。なんかとっても楽しみでわくわくしている。)
今秋、アナーシャは来日予定であるから、みなさんもこの機会に彼女に会いに行くとおしろいと思う。
かなりユニークで、今までに始めて会うタイプの女性だ。呼吸や食についての質問をしたら、彼女は眼を輝かせて語ってくれるであろう。
With love Kamala