2016/08/13

2016年秋のテーマ:『生きる』ことに愛と意識で触れる

アナーシャの写真
トレーニングで呼吸を誘うタッチを見せるアナーシャ

先の投稿でも紹介しましたが、7月にはスペインで二週間にわたるアドバンスト・トレーニング「From Breathing Body to Breathing Life(呼吸する身体から呼吸するいのちへ)」が行われたました。そして、日本ではこれから秋にかけて、再びドイツからラサタを迎えてワークショップやリトリートが開催されます。

その共通するテーマは「『生きる』ことに愛と意識で触れる」です。

トレーニングで体験したアナーシャによる呼吸のためのタッチ、エクササイズのエッセンスを少しでも日本の皆さんと分かち合いたいとの思いが込められています。

ラサタがその思いを言葉にしてくれました。




こんにちは、ラサタです。

夏のスペインで、『ブリージングボディからブリージングライフへ』というアルーンのアドバンスコースから帰ってきたばかりです。

アヌブッダとともに、今回は、特にアナーシャが40年以上探究し育て、温めてきた『呼吸』への愛と気づきの智慧を存分に私たちにシェアしてくれました。

息が入ってくるのを許し
息が出て行くのを許し
待って、息が自然に入るのにまかせる

そんなシンプルだけれど深淵な呼吸の営みをタッチとともに見守る13日間は、繊細で愛に満ち、ダイナミックな生命エネルギーに溢れる日々でした。

トレーニング参加者の写真
トレーニングの参加者全員集合!

自分の中心に戻り、そこから自分を外へ現していく。
一人に戻り、そしてまた皆と溶けあう。

それは、『生きる』ということの呼吸と言えます。

これまで身体に任せっぱなしだった呼吸に愛と意識を向けていくと、呼吸も身体の細胞も手の中で息を吹き返したかのように生き始めます。

感覚が目覚めて、より繊細に感じることができ、覆っていたベールが次々と剥がれ落ちるように見えてくる私のからだと心。その多次元な層と深み。

呼吸は、からだと意識をつなぐ架け橋だと言われますが、呼吸に親密になるにつれ、気づかなかった自分の様々な側面が意識下に現れてきます。

呼吸は生命を維持するだけでなく、からだや感情や思考、生きる在り方そのものに意識の光をあて、本来の生命力を取り戻すことのできる命からの贈り物なのだと感じます。

そして呼吸の素晴らしいところは、いつも自分の内側にあること、今この瞬間から気づいていけること。

東京2デイズでのラサタの写真

日本での秋のアルーンコースやグループでも、呼吸が満ちて広がることのできる内なる土台や空間をともに育てていきたいと思います。

そのために役に立つタッチやエクササイズ、発声など、これまで受け取ってきた数々の宝ものと、体験から得た理解と気づきをシェアしたいです。

また呼吸だけでなく、さまざまな次元から、タッチを通して感覚の扉を開き、起こることを見守るスペースの中で、からだという生きる神秘に愛と意識で触れていきます。

呼吸を見つめるヴィパサナ瞑想や様々なOSHO瞑想法も行い、一人のスペースでの観照の場も築いていきます。

自分を愛し、受け容れ、あるがままにくつろぎ、友人たちとこの瞬間の生命を分かち合う喜びの空間にきっと癒されることでしょう。

アルーンの愛と瞑想のフィールドにあなたもウエルカムです。

Love、ラサタ