2018/10/11

私たちを深く癒すもの

花の写真

今日はラサタからのメッセージをお届けします。
ドイツ在住のラサタ♪
理学療法師&ハイルプラクティカー(自然治療師のドイツの国家資格)であり
アルーンフレンズでもある素敵なパートナー、プラカシュとともに
ミュンヘン中心部にセッションルームを構え、
日々セッションを提供しています。

ラサタはアルーンコンシャスタッチが生まれる前から!
30年近くのキャリアを持つ熟練のボディワーカー。
彼女の元には口コミで、様々なクライアントが集まってきます。
アルーンコンシャスタッチのことを知っている人や、瞑想を愛する人々も多いけれど、
中には、そうしたことに全く馴染みのない人々も。

でもラサタは、そうした人々にもアルーンのセッションを提供します。



タッチするラサタの写真
広島2デイズの様子

こんにちは、ラサタです。

アルーンでいつも言われる、
変えようとしない、痛みを取り除こうとしないタッチの瞑想のアプローチ。
それは身体の痛みや不調を抱え、
何とかしてもらいたいという期待する人にどんな風に応答していけるのでしょうか。

私の所にはそういう方々が紹介で多く来られます。
例えば、昨日もスポーツ選手が2人タッチを受けに訪れました。
ラグビーの練習中に肩を痛めた、トライアスロンで足を痛めた、
来月の試合、次の競技までに治したいと。
そういうのは、医者に行って、
フィジオセラピストにでも診てもらってくれっていう話ですが。

私は医療行為はしていません。
そのことを了承してもらったうえで、
それでも受けたい
そういう方にもアルーンのタッチをします。

触れる相手がどんな人や状況であろうと、
私がすることは、まず、自分が今ここにいること。
足の下の大地にグランディングし、大地の力を受け取ります。

それから、自然に入っては出て行くの呼吸と共に自分の中心、ハラとつながります。
自分のスペースを内にも外にも上も下も周り中にゆったりと取ります。
出来るだけ自分自身でいること、今の自分がどういう状態でもそれを受け容れます。
そして同じように相手もそのスペースに招待します。

丘の上に座るラサタの写真

そこから、瞬間しゅんかんのタッチの冒険が始まります。

アルーンの3Mを覚えていますか?

Mathematics(数学=解剖学、科学的アプローチ)
Music(音楽=ハート、クリエイティビティ)
Meditation(瞑想、気づき、観照)

それらを総動員して私に出来ることをしていきます。
腱や筋肉、筋膜、関節、骨にチューニングして相手の生命の動きを受け取り応答しながら、
肉体のバランスやエネルギーのバランスを取り、
惹きつけられる場所に手が自然に動くにまかせて。

でも私が治そう、痛みを取ろう、とはしません。
それよりもタッチが与えるのは、本人が内側を感じること、知覚すること、
意識で満たすこと、ハートの静寂とともに内側を観るスペースなのです。

タッチしていくうちに、呼吸も深まり、
プレゼンスとサイレンス、オープンさ、
気づきと愛が分かち合われていきました。

身体自体が、ヒーリングのプロセスをたどっているのを感じます。

そのスポーツ選手達はタッチが終わると、深い場所から戻ってきて、
ハートに手をおいたり、合掌したり、
おのおの目を輝かせて感謝し、
来週も予約して帰っていきました。 

治すことにとらわれていると、エネルギーが閉ざされ、
この瞬間の大切なものを逃してしまうことがあります。

たとえ、痛みや不調和があっても、怪我や病気であっても、
そのただ中にも、宝の瞬間は輝いています。

私たちを深く癒すもの、エッセンスとつながること。

アルーンコンシャスタッチにぜひ来てください。

愛と光とともに、ラサタ

の写真
妙高高原リトリートでのラサタ