![今この瞬間、あなたの呼吸はどんなですか? ラサタの写真](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgVpXHbTo5JVZ9WhPvzrZ1P1QzDx8-g7K3-bkajI2Q14Ue2GZGwgsrVXjSE5P5VL8_SSLaavAzS13QQkrtOGG31_bz0gCk3k0z9eDT5spuSfrazoNKVckYho4XM6t1KTV7BBVpqO0ID2zw9/s640/hiroshima-2-days-rasata.jpg)
こんにちは、 ラサタです。
今この瞬間、あなたの呼吸はどんなですか?
目を閉じて、
呼吸をしようとせず、努力しないで、急がないで、
ほんの少しの間、呼吸を見つめてみませんか?
呼吸を見ることに慣れてきたら、
さらに呼吸の内側に入って感じてみてください。
吸う息が身体の中に入ってくるにまかせ、
身体の内壁が広がり満されていくのを許して、、。
息が出ていくにまかせ、身体が元に戻っていく。
そして待っていると、
またひとりでに息が入ってくる。
それを少しの間、体感しながら見守ることができますか?
一日に2万回以上している呼吸に、より意識的になれたら、
本来の自由で自然な呼吸とつながっていけたら、
私たちの人生、根底から変わると思いませんか?
ほとんどの場合、私たちは、呼吸に気づいていないことが多いです。
というのも、
私たちが寝ている間も、忙しい時も、すっかり忘れていても、
有難いことに、身体はちゃんと呼吸してくれているので。
そして最小限の呼吸しかしていないことも多いです。
それには色々な理由があります。
呼吸は、生命エネルギーであり、
内側にある本当のエネルギーとつながると、感じたくないもの、見たくないもの、
抑えているものも感じてしまうからです。
本当のエネルギーを感じてしまったら、その責任をとらなくてはならない、
愛されないかもしれない、安全でないかもしれない、それなので、感じないように、
抑えることができるように、呼吸を制限することが起こります。
でも、それでは私たちの生き生きした喜びやお祝いのエネルギーも抑えてしまいます。
そして、十分な酸素やプラーナ(生気)が身体を巡ることが出来ないと、
心身の健康や自律神経、ホルモンバランスや血圧の調整も影響を受けます。
また、呼吸は、思考や感情、行動パターンとも親密につながっているので、
呼吸は鏡のように、私たちの生き方を映し出しています。
呼吸が浅くて早い? あるいはゆっくり?
呼吸の弾力やボリュームはどうですか?
お腹より、胸のほうに呼吸が行きやすいか、その反対だったり。
足の方に呼吸が届いていかなかったり。
吸う息のほうが吐く息より長いとか、短いとか。
呼吸と呼吸のあいだにスペースがなかったり。
広がりを感じる場所があれば、どこかに圧迫感を感じるかもしれない。
何かの感情や感覚をどこかに感じることもある。
呼吸にまかせるって?と混乱するかもしれない。
あなたが自分の呼吸に気づくことは、全てあなたについて何らかのことを
示しています。あなたの在り方や、無意識の現れであったり。
アルーンでは、タッチやエクササイズを通して、
自分の呼吸に気づき、呼吸に親密になっていきます。
自然な呼吸が育っていくことのできる呼吸の部屋(皮膚、横隔膜、骨格、筋肉、
筋膜、臓器などを含む呼吸が広がる内側の空間)を気づきで充実させながら。
![あるがままの呼吸にスペースをあげて見守る 横隔膜へのタッチの写真](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEggmzrMbk2aa_oTlxmq4nXGa4V9eikS-zblxS6FrXzRkRbvj4_7r5BdkmsmxMSYdLHgyBs6j43h_d2RtgyWqdszG6MCt4viW4zzFZ2nEdoWLc_PtExkIvpb1W5F0HdMAVOOGSKaysAwRM48/s640/Hands.jpg)
あるがままの呼吸に、スペースをあげて見守る時間をとることは、
生命の呼吸とつながる大きな鍵なのです。
沢山セッションをする中で、気づき始めたことがありました。
タッチの間、呼吸のチャンピオンのように大きな呼吸をして、
色々な感情の解放が起こっても、
(特にセラピーワークをたくさん体験している西洋人に多いのですが、)、
努力をやめたとたん、呼吸が固定化されたままでいること。
あるいは、声楽家で肺活量や横隔膜や肋骨の可動性や呼吸は素晴らしいけれど、
その奥にある緊張に気づかれないままでいることなど。。
その頃、アルーンでの知覚する瞑想の呼吸と出会い、
意思の力で「する呼吸」から「見守る呼吸」へのシフトは、
私に全く異なる次元の扉が開かれました。
それはなかなか、微妙で、
繰り返し自分の努力と制限を手放し続ける地味な作業でもありますが、
深く美しい体験です。
呼吸が来ては、去っていくのを許し知覚し続ける繊細なスペースで、
呼吸や身体が変化していくのです。呼吸自体が自己調整していくかのように。
自分が呼吸するのではなく、生命によって呼吸されていることへの認識。
この生命の奇跡に信頼しゆだねること。この瞬間の愛を受け取ること。
目覚めて、気づきに満ちて。
呼吸が生き生きとそれ自体の命をもって自由に解放されていくのです。
どの一つの呼吸をとっても同じ呼吸はなく、
それは生命の源から生まれ、生きることを踊り祝い、内なる静寂の源に休息して消え去る、
そして全く新しく生まれ続ける、、肉体の最期の瞬間まで。
あなたにも、アルーンで自然な呼吸とつながる体験をしてもらいたい。
呼吸と身体との関わり方が全く変わります。
努力から、深いくつろぎと喜びの中へと手放されることでしょう。
肉体から精妙なエネルギー体まで命に溢れて
生きることのお祝いに満たされていきましょう!
Love, ラサタ
![アルーンで自然な呼吸とつながる体験をしてもらいたい 微笑むラサタの写真](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiYR0BK702eJfHfQLsPla3lsbiCno4UtLWh52NvEc_2tzSTuf5VE0RcS02hAGmQ5DOqqUW6An5k14p7dNKxoFhiWAywqhyiOhXrbv8uGZtsrHANhQ9v_2oyOpQersvcl9cD4qps-U7clOwl/s640/tokyo-2-days-rasata-smiling.jpg)