
こんにちは、ラサタです。
今日10月9日は、私の数秘とタロットの師である
プレムマンガラの命日なので、彼女とのアルーン体験について。
私は数秘術やタロットも教えていますが、それらも内側を観るための意識のツールであり、アルーンコンシャスタッチのエッセンスとは、切っても切れない、私の中ではひとつにつながっているものなのです。
マンガラは、明晰な直観力のあるサイキックな人でしたが、
非常にグランディングしていて、
何といってもトータルでワイルドでゴージャスで、かっこよくて惚れ惚れ。
妥協のない厳しさと、とてもラブリーな両面があり、
大きな慈悲のエネルギーの持ち主でした。
マンガラとの出会いはアルーンを始める少し前から。
彼女の通訳としてずっとワークに関わってきました。
私がアルーンをシェアすることをいつも喜んで応援してくれて、
彼女からもインスピレーションを受け取り続けていました。
マンガラは、アヌブッダやアナーシャとも親しい古い友人同士でしたよ。
マンガラはいつも、
直観とつながるためには、論理的マインドから抜け出ること、
マインドから抜け出る一番簡単な方法は、身体を楽しむことよ! と言って
ガンガン踊ったものでした。
高次の意識からメッセージを受け取るには、
自分が家の中にいなければならない。
肉体の中にしっかりといること、
今ここにいることだと。
足が地中に深く根を張るほど大地を感じたり、
五感を楽しみ、どんな感覚も感情も感じることを許していく。
自分の足で立ち、センタリングして、自分を尊び、自分であることの威厳を手にして、
自分のために生きる。
ハートの真実から愛を分かち合う。
自分のユニークさをクリエイティブに表現し、あるがままを観照する。
そして肉体を超えた大きな宇宙の意識とつながっていく。
マンガラとの日々は私のアルーンでの体験に共鳴するものです。
マンガラのリーディングにはジャッジがなく、
ジャッジされない体験をすると、そのままの自分がほっと出てこれるのです。
ジャッジされず受け入れられると、見ないようにしたり、無意識に隠す必要がなくなってくるので、鏡を見るように、自分をクリアに見るスペースが生まれます。
そうすると、自分のことも、ジャッジしなくなっていくし、
人のこともジャッジしなくなっていきます。
これは、アヌブッダとアナーシャもいつも言っていることですが、繰り返し、
ジャッジに気づいて手放していく。タッチは瞑想になっていくのです。
マンガラは、タッチを受けるのが大好きで、
彼女が日本に来るたびにタッチさせてもらいました。
彼女が癌の余命宣告を受けてからは、ドイツで治療中だったこともあり、
11回ほどタッチする機会がありました。
タッチが終わると、『身体は引きずって運ぶものじゃないわね。
身体はこんなに味わって楽しむことが出来るのよね~』と身体を感じる気持ち良さを
喜んでくれました。
最後にタッチしたのは、彼女がボディを離れる2か月ほど前。
彼女の身体は繊細でソフトで、ゆったりとくつろいでいました。
手を身体に置くだけで、どこにでも呼吸が入ってきました。
まるでローズ色のシャンパンの泡ぶくがシュワッと弾けて、体中をつないで、
腸も胃も肝臓も胆嚢も腎臓も楽しくお喋りが始まったかのよう。
こんなに透明感に溢れて軽やかにダンスしながら静けさに溶けていく身体の不思議さ。
なんてピースフルな瞑想の時間だったことだろう、
今でもはっきりとあの時の手の中の命の温かさ、躍動感と静寂を思い出す。
癌末期でもあんなに気が巡っているものなのね。きっと最期の瞬間まで生命はトータルなのだろう。
彼女の肉体とエレクトロマグネティックフィールドは
気づきと愛に満ちて確かにお祝いしていた。
マンガラの命日に、
私たち一人ひとりがこの瞬間の命をお祝いすることを祈って。
Celebrate in this moment, ラサタ
