2018/07/14

タッチを与えることの恩恵 ~ 妙高リトリート・スペシャルセッション vol.3

黄昏時の妙高山の写真

リトリート参加者からの突然の質問に応えて、
アヌブッダ&アナーシャが、アルーンコンシャスタッチの基本を語ってくれました。

一つめは「触れることの恐怖について」
二つめは「ハートと繋がって触れることの重要性」
そして三つめの今回は、「タッチを与えることの恩恵」についてです。


2018年アルーンコンシャスタッチ 妙高高原リトリート

スペシャルセッション with アヌブッダ&アナーシャ


質問3.
タッチを受けるときの恩恵がたくさんあるのはわかるのですが、
タッチを与えるときの恩恵は何ですか?

アヌブッダ:
おお、ものすごくたくさんの恩恵がタッチを与えることでありますよ。
今日話しているみんなからの全ての質問はお互いにつながりあっていますね。

あなたが内側を観るのを助けるために私があなたにタッチしている時、
私も自分自身の内側を観ることになります。

私があなたをジャッジせずにタタータのスピリット、
つまりあるがままを受け容れる精神で触れていくなら、
それは私の内側にも同じように作用します。

あなたが自分の身体を気持ち良く感じるのを助けるだけでなく、
私の身体の中にもエネルギーが流れるのを感じます。

手とハートのセンターは深いつながりがあり直結しています。
それから手と第三の目も、
手とハラも直結しています。

私があなたにタッチして、
あなたのエネルギーフィールドのバランスが取れて調和してくるとき、
私もまた同じように私自身にタッチしてるのです。

それが定期的にコンシャスタッチの実践することの素晴らしい理由です。
自分自身の身体をとても健康に保ってくれるのです。

私が定期的に毎日、または週にたくさんセッションをしていると、
私自身の身体もより健康的になるし、
エネルギーラインはもっとつながり、
非常にポジティブな良いエクササイズにもなります。

毎回セッションをするたびに、自分がとても良い感じになるので、
タッチは生涯のホビー、
私のライフワークになったわけです。

こういうと利己的に聞こえるかもしれないけれど、
私たちはみな、他の人のためにタッチしていると思っていますが、
そのつもりだとしても、
実際は私自身のためにしているということがわかります。

もちろんあなたの助けになれば嬉しいですが、
私のための瞑想なのです。

だから、期待せずに触れるということ、
この瞬間にいることを学ぶようにいつも教えています。

私はタッチするときには、
この瞬間にいて、
自分のハートとともに自分の全てのセンターと一緒にいることで
恩恵を受け取っています。

他の人に触れることは、最高の瞑想の道のひとつになるのです。

もちろん、あなたが期待したりゴールやプランをもってタッチをすることもあるかもしれませんが、
それは瞑想ではありません。

ですからアルーンではこのことをいつも強調しているのです。

私が、あたなや誰かが自分の身体を愛するのを助けるために触れるなら、
私もまた自分の身体を愛するようになります。

究極的には、私たちは同じ一つのエネルギーだからです。

タッチとともにこの瞬間に戻ってくることが、
どれほど素晴しいことか言葉にできないくらいですが、
誰もが体験しうることです。
それは私たちの本質ですから。

だからこそ、私たちはマインドを超えてハートの中に入り、
最初の質問の話のように、恐怖を超えていく必要があります。

私たちのより深い本質とつながっていくなら、
それはビューティフルなエネルギーの循環になります。

アナーシャ:
それはあなたの深み、あなた自身の存在とダイレクトにつながる方法になります。
今生で、私たちは自分自身のことを知りたいのです。
自分を知っていけば、恐怖は自動的になくなっていきます。
自分の存在に気づき、本質とつながっていくわけですから。
恐怖というのは、そんなに深いものではありません、皮膚みたいに浅いものなのです。

アヌブッダ、アナーシャ:
みんなこれでオッケーですか?
スペインやヨーロッパにも来てくださいね。
来年はアルーンコンシャスタッチの25周年記念です。
またねー!

みんな:
アヌブッダ、アナーシャどうもありがとう。
よい一日を過ごしてください!

〔スペシャルセッション:終わり〕

訳:ラサタ

タッチを見せるアヌブッダとアナーシャの写真

追記 by Rasata

アヌブッダとのアナーシャとスペシャルセッションは
参加者一人一人と挨拶を交わして始まり、
ロッジ関根のママさんや息子さん夫婦との再会を喜ぶ場面も飛び込み、
始終笑いと愛に満ちていました。

画面に登場したアヌブッダとアナーシャはとても元気でビューティフル。
実際彼らは、とても調子が良いそうで、

「でも調子よく過ごすためには、毎日内側に愛を感じて、
ポジティブなエネルギーを自分自身に与えていく必要があるのですよ」

と言う言葉が何とも説得力がありました。
ジャングルのようにワイルドで、
毎日食べているバナナの木や緑溢れる美しいガーデンを見せてくれました。
大自然の中で、愛をもって意識的に日々を豊かに暮らしている様子が伝わってきましたよ。

また、質問1.の最後に紹介されている
アヌブッダによるセルフマッサージ『チュアカ』の20時間以上の動画コース(英語)や
アルーンアカデミーに興味ある方はこちらからどうぞ。
http://buddha.live/en/become-a-member/

解説するアナーシャの写真