day 1 ～瞬間、瞬間、新しく出会う～
何度となくアルーンの場で過ごしてきた友人達、ほんの２週間前にアルーンを知ったという仲間。よく知っている人、初めての人。つどえた喜びが弾けていきます。
けれど、これまでの関わりは脇において、今この瞬間に、新たに出会っていきましょう。それは今まで決して起こったことのない、新しい出会いです。そして、瞬間、瞬間のその時の、私たちのからだを内側から感じていきましょう。
そんな言葉でグループはスタートしました。
今この瞬間、目の前のひとと、初めて出会ったかのように出会っていく。
今この瞬間のわたしのからだと、初めて出会うかのように出会っていく。これを五日間続けていきます。
瞑想をして、それからさっそくタッチの交換。
肩甲骨、腕、手首、手のひら、指。まずはタッチにたくさん使っていく部分に意識を広げていきます。
特に手首！
なにかをつかもうとしがちな場所、「やり手」になりやすい場所。たくさんの緊張が潜んでいます。手首が緩むと、アタマがふっと緩んでいきます。
day 2 ～呼吸はどこまで届く？～
ダイナミック瞑想をして、思い切り踊って、
そして、今の自然な呼吸がどんな風にからだの内側を巡っているか、それを感じることから。
吸う息でからだが内側から広がっていく動きは、どこまで届いていくでしょう？
お腹に届きますか？大腿、膝、足の裏。
呼吸の影響は、肉体的にもエネルギー的にもからだ全体に広がる可能性があります。
午前は脚のタッチ。骨盤、股関節、脚、膝、足へと、エネルギーの流れを自由にしていきます。
呼吸が足裏までとどいていく！そのような足は大地と深く繋がり、大地のエネルギーをしっかりと受け取れる。
午後は背中〜肩甲骨をオイルを使ってじっくりと。肋骨が自由に動きだし、呼吸が指の先までとどいていく。
呼吸が通り抜けるからだは、大地とも空とも繋がれるからだです。
day 3 ～SUN＆MOON～
今日はスペシャルデイ。ダイナミック瞑想の後は、アルーンコンシャスタッチ創始者アヌブッダ＆アナーシャとネットを繋いでの特別クラス♪なんと今回はカリフォルニアのアヌブッダの実家から！彼が６歳の時の可愛い家族写真を見せてくれました。こうして皆が集って、愛と瞑想のタッチを分かち合えるということは本当に稀有でミラクルなこと。その時間を楽しんで、というアヌブッダの言葉が瞑想の後のハートに響きます。
そしてアルーン名物（！）SUN＆MOONが登場です。 ２人の触れ手が太陽となり月となり、４つの手で地球（パートナー）に触れて行きます。４つの手から繰り出される混沌としたタッチに、マインドはストップするしかなくなる。その後に訪れる深い静寂、愛の体験。太陽と月、地球の間のエネルギーの循環。
そして、もう一人とチューニングを合わせながらともに触れていくという体験は、自分自身にとどまりながら、他者とも関わっていくという、人生のレッスンでもあります、と、ラサタ。生活の全てがタッチ、人生の全てがタッチ。アルーンは、瞑想を生きるということをタッチを通じて体験していく場です。
さらに！スペシャルデイの締めくくりには、焚き火を囲みながらのハートダンス！！人生は遊び♪歌い踊りました〜。
day 4 ～ハラにくつろぎ、天にひらく～
午前はお腹へのディープなアプローチ。大腸をクリーニングするタッチに取組みます。さまざまな記憶が臓器には蓄積されています。お腹へのタッチをきっかけに、それらに出会うこともあるかもしれない。何が起こっても、ただありのままを見守っていきます。
そして、今、ここにある、広大な信頼のスペースに繋がっていきます。
I am、わたしは在る。その感覚がもたらす途方もない安心感。
午後はクラニオ。アルーンはからだの神秘の全てに出会っていきます。頭蓋から仙骨、その驚くべき存在を感じ、触れていきました。
day 5 ～ハートの日～
スペースは愛。愛とは、スペース。
最後の朝は、ハートダンスからスタートしました。
ありのままを許す。ありのままを受け取る。それがハートの働き。わたしが、わたしにスペースを与える。わたしが、わたしを愛する。それがあることで初めて、まわりへのスペースが生まれてきます。
人々を、できごとを、ありのままに受け取り、応答していくスペース、愛。
まわりをジャッジする必要がなくなる。自分自身でいることに充ちる、くつろぐ。
アルーンコンシャスタッチはこうした在り方、関わり方をタッチを通して体験し、根付かせていきます。
I give you space to be who you are.
I shower you with Love.
I shower you with Love.
わたしはあなたにスペースを贈ります。
あなたがあなたのままでいるスペース。
あなたに愛を注ぎます。
あなたに愛を注ぎます。
ハートダンスで溶け合った後は、私たちのハートを自由にしていくタッチ、私たちのハートを分かち合うタッチ。
横隔膜、胸郭腔、肋骨を解き放っていくと、呼吸がどんどん入ってきます。 のびやかに広がっていくハートと出会い、ありのままに感じて、受け取って、共鳴しあう。
「Inner space」
内なるスペースに出会っていく五日間。
2019年秋の妙高高原リトリートはこうして幕を閉じました。
ご参加くださった方々、見守ってくださった方々、ありがとうございました！
