こんにちは、ラサタです。
今日は、アルーン&ジョイフルヴォイスのコースで歌ったハートダンスの歌のお話から、アルーンのエッセンスについて少し。
ハートダンスというのは、まあるく輪になって手をつないだり、パートナーと組んだり、様々な形をとりながら、全体が一つの大きなエネルギーのうねりとなって歌い踊り、ハートに溢れて意識の高みへと上昇していくようなとても楽しいダンスです。
もともとは、スーフィーに師事していたアニータが、1976年にOshoの所へ来た頃、Oshoからスーフィーダンスをシェアするように言われて始まったそうです。やがてハートダンスと呼ばれ、Oshoのフィールドで受け継がれてきました。
ハートダンスのひとつひとつの歌や動きは、とてもシンプルですが深い意味があります。
例えば、つい口ずさむ、大好きなこの歌、
I am standing on sacred ground,
I'm coming home...
アニータは、この歌をガイドするとき、こんなことを言ってたのです。
これは、挨拶の歌なのよ、友達に会って、こんにちは、元気? どうしてる? ってお互いに尋ね、答えあうでしょ、それが表されているのよ
と。
これが挨拶ってすごくないですか?
私は、鳥肌が立ちました。
挨拶っていうと、感じよい無難な受け答えだったり、自分は、今こうで、ああで、こんなことがあってね、こうなのよっと、起こっている表面的な現象を言うことが多いと思うのですが。
I'm standing on sacred ground…
I'm coming home, I'm coming home…
これって、ただただ、本質で出会っていく挨拶。。。
歌い始めると、その言葉の意味が体感されるのです。
地に足がしっかりと着いているのを感じはじめ、厳かな大地の神聖さに包まれて清められ、支えられ、何も隠すことなく、何者にもなる必要がなく、そのままの自分を在らしめて立っている。
そして、我が家に帰るように、自分の本質に戻っていく。
こんな風に、誰かと出会い、挨拶が起こっていくって素敵ではないですか?
アルーンコンシャスタッチも、同じなのです。
まさにこの歌のように、この神聖なる大地に立っているのを感じて、そのままの自分にくつろぎ、本質とつながっていくこと、家に帰ることなのです。
すると、チューニングがピタッとあって、そこからタッチのマジックが起こってきます。
それは、本質と本質が出会い、気づきが共鳴しあい、お互いのいのちの神聖さに手を合わせ感謝せずにはいられない、祈りのようなタッチの分かち合いになります。
タッチだけじゃなくて、日々の中のすべてがそうなのです。
あなたも試してみてください。
何かをしようとする前に、まず、神聖な大地を足の下にしっかり感じてください。
そして、大地の上にあなたがすっと天に向かって立って存在するのを感じます。
立つという言葉には、防御することなく、そのままの自分を存在にさらけ出す、凛とした力強さもあります。
そして、あるがままのあなたの内側に深くくつろいでいってください。
どこにも行かず、今ここにいて。I'm coming home..
きっと、あなたの内側から、神聖な大地のエネルギーが湧きあがり、全く新しい一日との出会いが始まっていくでしょう。
今日も、愛と気づきに満ちた素敵な一日になりますように。
Love, ラサタ