2022/06/03

Day5:今、ここ

【Day5. 今、ここ】
ARUNを始めて最初の頃は
セッション中に気持ちよくて
よく眠りに落ちた。
ARUNトレーニングのほとんどはスペインで夏に行われていた。
だから燦々と輝く太陽に
夜遅くまでみんなとおしゃべりして楽しい時間を過ごす。
だからセッションで身体がくつろぐと
ほんとに気持ちよくなって
気がついたらいつのまにか
「ではゆっくりと立ちあがって今のあなたを感じて〜〜」
てな感じでもう終了時間になってた…。
当時は若く
セッション中、寝ようが起きていようがあまり関心の元ではなかった。
アヌブッタが何度も
「タッチと共に目覚めて気づいていて」
と言ってたとは思ったが
若かった私にはどーでもいい事だった。
ARUNトレーニングは夢のように楽しい!
それだけだった。
でも
ある暑い日の午後のセッションで
あるスペイン人の少し年配の魔女のようなミスティックな女性と交換した時のこと…
私はセッション中珍しく完全に目覚めていた。
彼女のタッチは長年の経験者だけあり
普通に上手く気持ちよかった。
そしてセッションが進みある瞬間から
マッサージテーブルが消えて
ただ壮大な銀河の中に横たわる私の身体と意識が
彼女のタッチと共にある。
という事を体験した。
サイレンスタッチの静けさの深さ。
終わったときに
ほんとに驚いた。
それが初めてARUNの意味を本当に理解した時だった。
今 ここにいる
それだけでタッチの中に
ミラクルがいつも起こっている。
The Touch Miracles in Ima Coco...Kamala