2022/06/12

Day 10:ホーリーグラウンド

【Day 10. ホーリーグラウンド】
ゆきつ戻りつも、ゆっくり春が近づいてきていますね。
私が住んでいるミュンヘンはまだ春とは言えない寒い日が続いていますが、
確実に陽の光は明るくなっています。
大地にはピンクや紫、黄色や白い花をつけた野草たちが
いっせいに咲き始めています。
外を歩くたびに、まだこんなに寒いのに、すごいなぁ!と
私の足のしたの大地の豊かさと力強さを感じて感動します。
この冬枯れの硬い大地から季節が巡れば、
必ず芽を出し色鮮やか花を咲かせる。
人間が何を考え何をしようが、地球上で何が起ころうが、
この生命力はただその命を精一杯生きる。 
歩いていると、寒い大地の下のたくさんの生命の息吹を感じます。
土の中の微生物や虫や生き物や木や草の根たちの交流の豊かさ、
オーガニックユニティ(有機的にひとつに繋がること)の広がり。
そして大地を通してこの地球に生きていること、
地球上の生き物や人々と繋がっていることを思い起こします。
ひとつに繋がっている大いなる一体感と内なる安心感。
今ここ、この身体にいること。
ARUNコンシャスタッチでは、この大地と繋がり、
自分自身の肉体に根付いたくつろぎから、
触れる、触れられる、つまり「生きる」ことの神秘を
愛と意識と共に分かち合っていくアートです。
春の光に誘われてお散歩に出かけましょう。
この聖なる大地、ホーリーグラウンドに立ち、
一歩一歩大地の命の鼓動を感じて歩いてみませんか。
土の道があれば良いですが、たとえ舗装された道でも大地を感じることはできます。
私たちがホーリーグラウンドに繋がればつながるほど、
大いなる空の意識に広がっていくでしょう。
walking on the earth today…Rasata