2022/06/12

Day11:頭のうしろ

【Day11. 頭のうしろ】
タッチをする時、私たちは触れているところや相手に意識を向けます。
意識は光。意識の光を注ぐことはとてもパワフルで大切なことです。
でも、そんな時、一生懸命やろうとするほど、
つい、知らぬ間に、
きゅーっと、あるいはひそかに緊張が起こっている、、
これもまた、ありがちなことです。
タッチに限らず、何をしている時もそうかもしれないですね。
リラックスはいちばん大切なこと。
自分自身にくつろいでいてはじめて、
私たちは大地とつながり、天とつながり、内側の愛と繋がって、
まわりと本当の意味で関わっていくことができます。
ラサタがDay2で「内なる微笑み」を紹介してくれましたね。それは大きな鍵。
そしてもう一つ、今日は「頭のうしろ」を使う、ということを試してみませんか。
Anubuddhaの経験によると、後頭部からのビジョンは、
許容、愛、開放といった感情とより関係していて、
前頭部からのビジョンは、批判的で疑い深く、深刻、という違いがあるとか。
私達が緊張したり何かを心配したりしている時、頭のどこが働いているでしょう?
ちょっと心配するフリをして、観察してみてください。
緊張して集中している時には、
前頭部が活発になります。
眉間に皺が寄ったりしますね。
後頭部に、意識を向けてみましょう。
そこに呼吸をしたり、生き生きと広がっていくようにイメージします。
脳の後部は、リラックスや瞑想のための鍵を持っています。
何かに向かうとき、何かを見るとき、考えたり、感じたりすることを
頭のうしろに根付かせるようにする。
すると、何かが違ってくるかもしれません。
リラックスしている時は、自然にそんな風になっているかもしれないですね。
ARUN創始者 Anubuddha&Anasha によるネオヨガコースで、
折にふれヨガの8 limbs(八支則)が語られています。
その中で、
「6.Dharuna(Concentration、集中)」と
「7.Dhyan(Meditaion、禅定・瞑想)」の話が印象に残りました。
ここで言う集中は、緊張のないリラックスした集中。
最初はこれを練習するところから始まり、
次第に、自然にそれが起こっている状態、Meditationへと育っていく。
ARUNのタッチはこれを体験していくプロセスでもあるなと感じます。
頭のうしろを使う、ということの可能性に開いてみませんか。
愛をこめて Adipriya