【Day11. 頭のうしろ】
タッチをする時、私たちは触れているところや相手に意識を向けます。
意識は光。意識の光を注ぐことはとてもパワフルで大切なことです。
でも、そんな時、一生懸命やろうとするほど、
つい、知らぬ間に、
きゅーっと、あるいはひそかに緊張が起こっている、、
これもまた、ありがちなことです。
タッチに限らず、何をしている時もそうかもしれないですね。
リラックスはいちばん大切なこと。
自分自身にくつろいでいてはじめて、
私たちは大地とつながり、天とつながり、内側の愛と繋がって、
まわりと本当の意味で関わっていくことができます。
ラサタがDay2で「内なる微笑み」を紹介してくれましたね。それは大きな鍵。
そしてもう一つ、今日は「頭のうしろ」を使う、ということを試してみませんか。
Anubuddhaの経験によると、後頭部からのビジョンは、
許容、愛、開放といった感情とより関係していて、
前頭部からのビジョンは、批判的で疑い深く、深刻、という違いがあるとか。
私達が緊張したり何かを心配したりしている時、頭のどこが働いているでしょう?
ちょっと心配するフリをして、観察してみてください。
緊張して集中している時には、
前頭部が活発になります。
眉間に皺が寄ったりしますね。
後頭部に、意識を向けてみましょう。
そこに呼吸をしたり、生き生きと広がっていくようにイメージします。
脳の後部は、リラックスや瞑想のための鍵を持っています。
何かに向かうとき、何かを見るとき、考えたり、感じたりすることを
頭のうしろに根付かせるようにする。
すると、何かが違ってくるかもしれません。
リラックスしている時は、自然にそんな風になっているかもしれないですね。
ARUN創始者 Anubuddha&Anasha によるネオヨガコースで、
折にふれヨガの8 limbs(八支則)が語られています。
その中で、
「6.Dharuna(Concentration、集中)」と
「7.Dhyan(Meditaion、禅定・瞑想)」の話が印象に残りました。
ここで言う集中は、緊張のないリラックスした集中。
最初はこれを練習するところから始まり、
次第に、自然にそれが起こっている状態、Meditationへと育っていく。
ARUNのタッチはこれを体験していくプロセスでもあるなと感じます。
頭のうしろを使う、ということの可能性に開いてみませんか。
愛をこめて Adipriya