2017/03/15

愛に花開く21日間 day12 〜 からだに語りかける

花の写真

アディプリヤです。おはようございます。
今日は「Talking to the BodyMind(心身への語りかけ)」という瞑想についての
アヌブッダの記事を紹介します。

これはアルーンを織りなす大切な糸のひとつ、とアヌブッダは言います。

自分自身の内側に気づきを向け、ていねいに感覚し、語りかけること。
意識的なタッチはそれを助けるのです。
アルーンでは、そのような働きかけとなり得るタッチを学びます。

プーナ時代のアヌブッダ、アナーシャのエピソードも興味深いですよ。


day12: からだに語りかける



愛する身体よ、

私はあなたに近づきたい…… 
私はあなたの友人になりたい。

私はあなたがどんなにこの何年も、
私のためにやってきてくれていたのか気づかなかった。
どうか許して欲しい。
私は決してわざわざ感謝することもなかった。…… 

ありがとう、愛しているよ!

これはOshoが、
私たちが「内側の対話をはじめ」
「私たちの身体/マインドのそれぞれの部分を観る能力を成立させる」
ことを薦めたやり方です。

これらの親密な言葉は、Oshoの驚くべき瞑想的なセラピー、
「Reminding Yourself of Forgotten language of Talking to the BodyMind
(心身への語りかけ~忘れ去られた言語を思いだす)」の礎として、
さかのぼること1988年のインドで、私たちに与えられました。

アナーシャと私は、私たちがARUNを1994年にシェアしはじめて以来、
「瞑想的な本質的教育のセミナー」アルーンコンシャスタッチの全てを通して、
この重要な糸を通してきました。

それは内側の生きた解剖学を学ぶための、アルーンの「秘法」の部分です……

この「あなた自身の身体に語りかけ、耳を傾ける」能力は、
信じられないくらいパワフルで、身体自身の本来の権利を回復させます。
私は「どの子供も」このシンプルな、生命の変化の方法を手ほどきされるべきであり、
より重要だと感じます。
(中略)

Oshoが「Talking to the BodyMind」を準備していた時、
おもしろい出来事が持ち上がって、
アナーシャと私の両方とも、これに親密に巻き込まれました。

彼は、何年も前に読んだ、本当に真価をみとめる本を、
彼の図書館にもっているのを記憶していました。

その本は、あなたのボディマインドに繋がり、
そして同一化しない方法のいくつかの詳細を述べた「大変古い物で、
チベットかネパールの無名の小さな本」だ、と彼は言いました。

アナーシャは当時、毎日Oshoライブラリーで働いていました。
彼女は何千もの本をそこに配置するのを手伝ったので、
彼女と彼女の友人は、何時間も何時間も、
この小さな古代の本を見つける為に、各列を捜し回りました。
しかし、それを突き止めることはできませんでした。

ところで、アナーシャはOshoライブラリーで働いた彼女の時間を
本当に宝物のように大切にしています…… 
それはインドのラオツーハウスと呼ばれる彼のとても平和な家の
内側の全ての廊下に並んでいます…… 
だから、彼女は、彼のベッドルームのちょうど外側で、日々を過ごしました…… 
彼のヴァイブレーションに浸かりながら
(中略)

Oshoはこう言っていました:

人はほんとうには自分自身の身体について知らない…… 
皆、機械的に、無意識的に身体のなかに生きていて、
自分自身の身体を敬いも愛しもしていない。
そして自らの身体へのこの無意識と失礼さが、
瞑想と愛をとても難しくしている。

彼が説明するところでは、
「私たちの身体内には隠れた、深く自然で癒しの力をもつ叡智がある…… 
しかしボディー・マインドに話しかけ耳を傾ける
『忘れられた言語』を思いだすことなく、
内側にひそむこの本来的な叡智から恩恵を受けられない。

彼はまた、ほとんどすべての組織宗教と社会が
人と自然な身体との関係性をどうダメにしたも多く語っていました…… 
彼らは私たちの内側に罪の意識やネガティブな態度を生みだしたのです。

それは私自身の体験のなかでももちろんそうでした…… 
Oshoと出会う以前、私は
「かなりイケてるカリフォルニアのビーチボーイで、優れたアスリート」
だったのにもかかわらず、
私は自分自身の身体に罪悪感やコンプレックスをたくさん抱えていたのです。

このガイド瞑想は、
私たちのほとんどが忘れたしまった
内に組み込まれた言語を思いだすプロセスなのです。

それは、あなた自身の身体とコミュニケーションをとるための言語なのです。

身体とコミュニケートし、それに語りかけ、そしてそのメッセージに耳を傾けるのは、
古代チベットやすべてのミステリー・スクールでよく知られた習わしです。

近代の医学は、賢人や神秘家らがつねに知っていたことを認めはじめたばかりです:
それは、こころと身体は切り離された存在ではなく、深く関係している、ということです。こころは身体状態に影響をあたえ得るのです。ちょうど身体状態がこころに影響をあたえ得るように。
(後略)

続きはこちらから:ユニバーサル・ハーモニー〜アルーンコンシャスタッチ2013:#8

***

横になったり、座ったりしてリラックスをして、
気になる身体の箇所に話しかけ、そして耳を傾けていきます。
「私はあなたと友達になりたい…」。

気になる部分にゆったりと意識を向ける、というそのことだけでも効果的です。
夜寝る前、電車に座っているときなどにも、試してみることができますよ。

このガイド瞑想は1週間の瞑想プログラムとして提供されていて、
インドのプーナでは毎月開催されています。

こころでからだの声を聴く」というガイド瞑想CD付きの本も販売されています。