2013/03/12

ユニバーサル・ハーモニー〜アルーンコンシャスタッチ2013:#4

内なるエコロジー with Anasha


Beloved friends of my heart…

私のつたない言葉が、あなたに「新しい道」をゆく勇気をあたえ、とっても「微妙なテーマ」のなかであなた自身に新たな気づきをもたらしてくれますように…… 食物! この「微妙なテーマ」には、習慣というかたちの無意識があふれています。「食物」と一般的な食事は、平均的な人にとってはひじょうに感情的なテーマで、私たちが小さな頃からの条件付けや教育によって受け継がれてきた、古くからの思い込みがそこにはあります。多くのばあい、私たちの思い込みは、自分が自分とは誰で何者かという思いの一部となっています。Oshoは、私の思い込みを破壊することにおいて本物のマスターです…… そこで私は、私たちの文化的教育の一部にはなっていない事実についてお知らせしたいと思います。

野菜を手にするアナーシャの写真
アナーシャと彼女が育てたオーガニックな野菜。いつもハッピー

ところで、つねに自分自身に情報をあたえてください…… もっと学ぼうとして、自分自身に「新しい手法」を試してみて、それがうまくいくかどうかを確かめてください。それを拒否するのではなく、自分の「直接」体験が大切です。拒否したいという欲望は、判断によるものです。この機会に、なぜ自分は判断しているのかを観察してください…… あなたが避けようとしているのはなになのか??? 深いところまで見て、その根っこまで行ってください。これが自分を助けてくれるのか、自分を制限することになるのか、自分自身に尋ねてみてください…… 

私はこれまでの20年間、新しい手法を採用したり、他の手法もしばらく試した後に止めてというように、私自身と私の愛する身体をつかって積極的に実験してきました。そして、それは素晴らしい、驚きいっぱいのエキサイティングな旅でした! 私はいまだにこのテーマを愛し、たくさんのリサーチをしています。なぜなら「栄養」は、私たちを形づくっているものの一部だからです。このリサーチと愛は 「人間のエネルギーフィールド」への私の理解をひじょうに深めてくれました。それだけでなく、そのエネルギーフィールドへの私の気づきも広げ深めてもくれました。そこで私は、あなたのマインドとハートをオープンになるよう招待します。そして、この新しい情報にあなた自身を開いていってください。

タイ、チャン島で「意識的な栄養学」を教えるアナーシャの写真
タイ、チャン島で「意識的な栄養学」を教える...... 2012年。

「エコロジー」とは、生きる有機体とその環境との関係性についての学問です。それは人の内側で起こっていますが、外側でも起こっています。調和のとれた状態へと行きつくために、私たちはこの二つの世界にバランスをもたらす必要があります。そして、私たちが脇道にそれたときには、その均衡状態を再確立する必要もあります。私たちは、外側と内側が理想的に調和のとれた状態である、ホメオスタシスを生きるために、絶えず調整しバランスをとる必要があります。バランスは、私たちのボディー・マインドという有機体との調和のとれたやり取りによって達成できます。すべてはお互いにつながっています。なにかがずれるとすべてに影響します。私たちの身体は生きる奇跡です。ですから、ほんとうの健康をえるために、私たちは次のことを理解しなければなりません。つまり、私たちの内側のすべては、外側の世界の反映だ、ということを。ですから、私たちが自分たちの周囲と調和のなかで生きていないかぎり、私たちはトラブルに巻き込まれるということです。私たちは自然なのです! 私たちは自然と同じものからできています。宇宙全体が私たちの内側にあります…… 私たちは、創造主が私たちのために造りだしてくれた食物をとおして、私たちの身体のための栄養を得ています。私たちの身体には、この「外側の世界」の要素が織り込まれており、こうした要素をふくむ栄養素を供給することが必要です。

これから私がお話しする根本的な法則に私たちが則らないと、「ボディー・マインド」はバランスのとれた状態を失い、病が生まれます。

ですから、活発な身体的健康を達成するためには、皆さんは自分の身体が必要とするものを与える必要があるのです:フレッシュで、プロセスされていない食物…… 化学物質の入っていない食物。化学物質は、あなたの人生に最大の利益を与えてくれるはずの野菜やフルーツの機能を変えてしまうことを理解しようとしてください。化学物質はいのちを殺してしまいます。「ファーマーズ・マーケット」をとおして、オーガニック・フードが手頃な価格で手に入れられるようになりました。つまり、どこでならそうした食物を手に入れられるかリサーチする必要がある、ということです。近所の角にあるスーパーに行って買い物するという、だらしない快適ゾーンから抜け出すのです。あなたの身体は最高のものを受け取るには値しないはずがありませんよね? 

化学物質は、あなたのエネルギーフィールドのあらゆる部分に影響する、ネガティブな連鎖反応を引き起こします。エモーショナル・ボディーにいたるまで。死んだ食物は、すべてのレベルで栄養とならず、あなたを鈍くさせます。毒性のある環境が生まれ、こうした化学物質の害ある影響からあなたを護るために臓器が「オーバーワーク」をはじめなければならないからです。あなたの「内分泌系システム」もネガティブな影響をうけます。甲状腺ガンが流行しているのは、なぜだと思いますか?!? それは、この化学物質の過負荷によるものです。これは毒素が過剰になっているためで、おもに私たちがすすんで自分のなかに取り入れた食物によって造られます。私たちは毒素の多い世界に住んでいて、そこから逃げ出すことはできないことを、私は知っています。しかし、ある種の手段をこうじることで、それに対処することは私たちの責任です(Oshoが「責任(responsibility)」という言葉の根本的な意味は、それぞれの状況においてあなたが意識的に対応(respond) する能力(ability)だと言っていることを、私は常々思い出します。それは義務ではなく、対応なのです)。

「ストレス」は、今日において病を引き起こす大きな元凶となっています。そして、感情的にも身体的にも私たちの健やかさに影響をあたえています…… ですから、それを最小限にする方法を見つけることを学びましょう。愛と気づきとともに。瞑想は、ストレスを軽減する「自然な方法」です。あなた自身がそれに捧げる時間を見つけるようにしてください。Oshoのアクティブ瞑想は最高です。「ジベエリッシュ」は、いつでもどこでもできます。車の中でさえ! これによって、ストレスを逃すための排気口をもてるようになります。そうすることで、あなたの神経システム、消化システム、呼吸システム、骨格システム、筋肉システム、生殖システム、などにとって大きな息抜きになります(「エコロジー」のなかのあらゆるものが、いかに瞬間瞬間に相互作用しているのかは、強調してもし過ぎることはありません)。

ストレスは酸をつくりだします。そして酸は、不健康の原因となり、今日の世界にはびこっている病のすべての原因となる「粘液」をつくるきっかけとなります。酸は炎症を引き起こします。炎症は疾患を引き起こします。私たちの尿と唾液のPHは6.8から7.4 PHであるべきです。薬局でPH検査紙を買って、自分でテストしてみてください(簡単です)。驚くかもしれませんよ! 私がこれを耳にしたとき、私は自分の思考、いわゆる「ネガティブな」思考に気づきをもち、試してみることにしました…… 精神的なスクリーンに招き入れないように、あるいは自分に影響しないように気をつけて。なぜなら私の思考は私ではないから。思考はただの思考です。シンプルでしょ? 試してみて…… 

あなたが自分の身体にあたえる食物のタイプはまた、酸のレベルにも影響し、あなたの血液のPHというデリケートなバランスに作用します。そして覚えておいてください。血液とリンパは私たちの臓器、筋肉、神経、関節のすべてに循環しているということ、酸は酸素供給をむしばみ、制限し、阻害し、生命力を削いでしまうということを。化学物質は酸化作用がありますし、ストレスも同様です。動物製品(たんぱく質全般、野菜に含まれるものでさえ)は酸化します。ナッツやシードにも酸があります。「ネガティブな感情」も酸化します。穀類も、砂糖もそうです。睡眠不足、人工的な空気、太陽光の不足も同様です。つまり、これらすべてが酸を引き起こすことを知っていれば、このことを見つめはじめることができ、バランスをとる方法を探せるようになります。

私たちのほとんどは、酸性食物を80%、アルカリ性食物を20%という食事をしています。これはクレージーです! 身体がベストな状態で機能するには、逆でなければならないのです…… つまり酸性は20%、アルカリ性が80%というように。野菜とフルーツはアルカリ性です。ただし、それらがオーガニックでないと、つまり、それらを育てるために化学物質が使われていると、それらはより酸性になります。完全にそうなってしまうわけではありませんが、より酸性になるということです。そして、これはまた、成長のために必要なミネラルや栄養素を減らしてしまうことになります。これが、化学物質いっぱいのプロセスされ精製された食物が身体の機能に影響をおよぼす理由なのです。

ドイツ、ケルンで「健康t的で意識的な栄養学」を教えるアナーシャの写真
「酸は関節を痛めます!」ドイツ、ケルンで「健康的で意識的な栄養学」を教えるアナーシャ。2011年。

ですから、フレッシュで処理されていない食物を食べてください。そして、あなたの「味蕾」(とてもデリケートなんですよ!)がふたたび機能できるようにしてあげましょう。ほんものの食物を味わう喜びをあたえることによって。私たちが食べるものすべて(お店で買ったものや、ほとんどのレストランで)は、私たちの健康をほんとうに狂わせてしまう「食品添加物」の製品にあふれています。ラベルを読んでみてください…… あなたが理解できない名前はすべて「隠れた殺し屋」です。あらゆるプロセスフードには過剰な塩が含まれています。そのため、私たちは自然で穏やかな薫りを味わう能力を失ってしまっているのです。あなたが断食をするとき気づくことになるでしょう。あるいは塩の摂取を減らしてください。普段の食事を再開したときでも、以前とは同じ量を使えなくなっているはずです。多すぎるのです。パッケージ化されていたり、プロセスされた食物にはフレーバーが添加されていることは明らかでしょう。同じことは砂糖にも起こっています。砂糖は、手にできるなかでも最も強力で中毒性の高い物質のひとつです。というのも、あなたの身体は、ドラッグやタバコ、アルコールのときと同じように「声を上げてそれをもとめる」ようになるからです。なぜなら砂糖は、一時的な快楽を与えることで、脳が繰り返しもっともっともっと欲しがるようにと、脳に影響し騙すからです。精製された砂糖は死をもたらす毒です。食物ではありません! 代わりに、より穏やかな、非加熱で精製されていない蜂蜜、非加熱でオーガニックなアガヴェシロップ、非加熱のココナッツ甘味料やステヴィアを使いましょう。

動物製品:それら(肉、乳製品、卵、バター、クリームなど)もまた酸性です。そしてオーガニックな供給元からではないばあい、子宮や乳房、甲状腺、前立腺にガンを引き起こすホルモンでいっぱいです。なぜなら、それらは私たち自身のホルモンに影響するからです。今日もちいられる調合品のなかにはフランケンシュタインのようなものです! 

キノア、キビ、アマランスを除く穀類も酸をつくりだします。そして、穀類には、ひじょうに酸度が高く中毒性も強い鎮静剤が含まれています。最高の結果のためには、それらを使いすぎないことと、グルテンが含まれないものを選ぶことです。キノア、キビ、アマランス、そしてブラウン・ライスやソバです。

日本で「アーシング」とARUN / Oshoヨガをシェアするアナーシャの写真
日本で「アーシング」とARUN / Oshoヨガをシェアするアナーシャ。2009年。

別の投稿で「より健康的な」食事方法についてもっとシェアします。とりあえずは、バランスを保つためには、私たちの身体には正しい土、空気、太陽光、休息、そして定期的に意識的な運動が必要だということを言わせてください。酸は「神経支配」、粘液、炎症を引き起こします。ですから、あなたの生活を創造的に正直に見つめて、すべての要素をあなたのいのちに取り入れるには何ができるのかをみてください。

それから、今日はあと少しだけ…… 食べ過ぎもまた消化システムに混乱をもたらし、あなたが食べたもの(たとえそれが健康的なものであったとしても!)の腐敗、発酵、吸収不良を引き起こします。運動に億劫になる太り過ぎになるという事実のほかにも、自分自身への自己愛が少なくなります。そして食べ過ぎもまた酸化をもたらすのです。酸性が強い身体では、酸性が強いマインドが生まれます。あなたは酸っぱくなるのです。これを感情的な状態へとおきかえてみましょう。「私は酸っぱい」これをドイツ語にすると「ich bin sauer」つまり「私は怒っている」となるのです! 酸はイライラ、落ち着きのなさを引き起こします…… それは神経システムに多大な影響をあたえ、不眠を引き起こします。

クリエイトのために必要な自然の法則をリスペクトせずに一日を過ごし、幸せで感謝に満ちていることなどできるでしょうか??? 私がこうした法則を生み出したわけではありません。創造主が生み出したのです。私たちの母、ガイアは叫び声をあげています。私たちの無意識が原因で、私たちが彼女に受け取るようにと無理強いしているものの攻撃に身悶えしながら。私たちは、私たちの母なる大地を映した姿なのです。彼女は死にかけています。彼女の水のシステム、彼女の血管は化学物質でいっぱいです。彼女は消耗しています。そして、それは私たちにも起こっていることなのです…… 

それを感じて、あなたが彼女や自分自身に毎日毎日押し付けていることに意識的でいてください。私たちはひとつなのです。有機的統合体なのです。

続く…… 

アーメン

in love, Anasha


翻訳元:#4 ~ Inner Ecology… by Anasha
(翻訳:サハジョ)