ARUNでは、身体のある特定の部分に意識を向けたい時、6つの方向と中心に気づきと呼吸を招待していくというタッチがあります。
たとえば、椎骨のひとつ、あるいは背骨全体でも、臓器のひとつ。
またはどこか痛みのある場所、どこでもいいですよ。
それをひとつの全体として、その6つの方向(ボトム、トップ、前、後、左、右、)それぞれに瞑想の呼吸―自然な目覚めている呼吸を行き渡らせ、最後にその中心から全体に向けて呼吸します。
吸う息ですべての方向に向けて広がり、吐く息で中心に戻ってきます。
そうすると、身体の中にしっかりといて内側から観ることがとても容易に起こります。
その部分が意識で満たされ、細胞が活性化してより気づきを促し、それ自体がヒーリングへと向かいます。
これは、コース中にアヌブッダがよく紹介してくれるもので、私も自分のコースで時々シェアしています。
肺、心臓、ハラにより意識的になるために6方向と中心に呼吸したのを覚えている方もいるかもしれません。
そして昨年の12月のAnubuddhaとAnashaによるOSHOネオヨガトレーニングコース中に、アヌブッダが話してくれたこと、それがさらに深い次元へと私の知覚を開いてくれました。
この6つの方向でみるというのは、アメリカインディアンのシャーマンの朝の祈りから来ているということ。
シャーマンは毎朝目覚めると、父なる太陽に祈り、母なる大地に祈り、頭の上の美しさ、足の下の美しさ、周り中の美しさに祈りを捧げると。。
アヌブッダがよくかけていたシャーマンの音楽の祈りの声が、気づきのタッチとつながったのでした。
それ以来、私が身体を内側から観るとき、以前にも増してそこに祈りの柔らかいヴァイブレーションが加わりました。
あなたも試してみませんか?
身体のどこか、あなたが気づきを向けたい場所を選んでください。
そのボトムを知覚して、わからなければ、イメージでもいいですよ。
息が入ってくるたびに、ボトムに向けて自然な呼吸と意識が広がるのを許します。
息が出ていくたびに、リラックスして中心に戻ります。
そして私たちが生きるために日々働いてくれている身体のその場所への感謝と祈りと共に見守ります。
続けてトップ、前面、背面、両サイド、そして中心から全方向にというふうに、それぞれの方向に祈りとともに呼吸していきます。
祈りの質が加わると、呼吸が変わるのに気が付くかもしれません。
身体の組織や骨はどんなふうに感じますか?
ぜひ体験してみてください。
中心が柔らかく安定して、身体が私たちに開いて応答してくるのがわかると思いますよ。
祈りは、私たちのハートから溢れてくる、感謝、歓喜、愛そのもの。
今ここに在るあなたの生命への感謝と祈りのヴァイブレーションとともに今日の新しい一日を過ごしてください。
LOVE ラサタ