「3つのM」について聞いたことがある方も多いと思います。
このエッセンスを日々の生活に取り入れると日常がぐっとジューシーになるんですね。
この「3つのM」とは、Music-音楽、Mathmatics-数学、Meditation-瞑想のことで、これら3つ全てが統合されると、この瞬間の可能性を最大限に豊かに体験していくことができます。
アヌブッダとアナーシャのコースは、常に音楽とダンスがあり、ハートや笑いに溢れ一瞬一瞬が自発的で生き生きとしています。
これはMusicの要素です。
そして私たちが身体の神秘を内側から知覚することができるように骨格や頭蓋骨の模型や解剖図をふんだんに使い情熱的に説明してくれます。
そうすると「なるほど!」と体験から納得する理解が起こるのです。
これはMathmaticsの客観的、論理的、科学的アプローチです。
そして、判断や期待なしに、比較することなく、あるがまま観照する瞑想のスペース、サイレンスの中で内なる源泉とひとつになります。
この「3つのM」の絶妙なハーモニーが彼らのコースをさらに魅了されるものにしています。
日本でのカマラと私のアルーンのコースでもこの「3つのM」のバランスをとても大切にしています。
妙高に来ると参加者のみなさんは、何て楽しんだろうとハートがオープンになり、笑いに溢れ、お互いに溶けていきます。
熱心に身体の仕組みや機能について学び、知れば知るほど、身体の偉大さに圧倒されます。
そして瞑想を通して内側を観るという内なるヴィジョンが育っていきます。
それは魂が満たされる喜びとヒーリングの体験です。
私は自分のための毎日のヨガでも、この「3つのM」を取り入れています。
深刻にならず、ユーモアをもって内なるリズムに耳を傾け、一つひとつのアーサナをする自分の身体を批判したりジャッジせずにハートから感じます。
そしてどの筋肉や筋膜、骨や関節がどの方向にどのくらい触れられているのか、無意識のうちに力が入ってる他の場所にも気づいたり、内側から身体を解剖学的な視点で観察します。
そして、一瞬一瞬今ここに戻り、ヨガのポーズを通して内側を見守ります。
最後はサイレンスで統合して終わります。
あなたの日常の中にも、この「3つのM」の調和を思い出してみてください。
何をしていても、仕事の中でも、お掃除や料理をしているときでも、そこに内なる音楽、ハートの質をもたらし、数学の論理的実際的な見方を取り入れ、瞑想のスピリットとともに一日を過ごします。
日々の小さなことが、愛と意識に満ち溢れてくるでしょう。
今日もヒーリングウェーブに乗って良い一日をお過ごしください。
LOVE ラサタ