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意識的に生きる21日間 Day5 ブッダのお腹
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こんにちは、ラサタです。
今日は、私たちのお腹を愛と気づきで
いっぱいに満たしていきたいと思います。
今あなたのお腹はどんな感じですか?
自分のお腹のことが好きでも嫌いでも、
お腹の調子が良くても、そうでなくても、
お腹のことをすっかり忘れていても、
まずは、タタータのあるがままを受け容れるスピリットで、
今のそのままのあなたのお腹を愛をもって感じていきましょう。
お腹には、私たちの命をつかさどる
大切な臓器がたくさん詰まっています。
私たちは、お母さんのお腹とへその緒を通じてつながり、
子宮の中で必要な栄養や愛を全て受け取り育まれ生まれてきました。
ハラは、生命の源泉のエネルギーセンターです。
そして日本はハラの国、
腹を使った表現が日本語ではたくさんありますよね。
腹の内を見せる、腹を割って話す、腹を据える、腹黒い、腹を立てる、
腹の虫、など数えきれないほど。
腹っていう言葉は、偽りのない本当の自分を表すのですね。
今日は超簡単なタッチでお腹を感じていきたいと思います。
椅子に座っていても、横になっても良いので、楽な姿勢をとります。
- 包み込むこむように両手で優しくお腹全体を撫でます。
いつも働いてくれているお腹にあなたの感謝を伝えるように、
しばらく自由にタッチします。 - それから、お腹の上に両手を置いて、ゆったりとした自然な呼吸とともに、
お腹の内側を観ていきます。
これはアルーンの定番の呼吸の瞑想です。
「息が自然に入ってくるのを許して、
息が自然に出ていくのを許して、
そして待って、次の息が入ってくるのを許して。」
吸う息で、どんな風にお腹が膨らみ四方八方に広がっていくか、
息が外に出ていくとき、あなたの生命エネルギーはお腹のどこに戻っていくか、
その源泉を辿ってみてください。
手のタッチは、接触している表面で終わるわけではなく、
身体的にもエネルギー的にも、
表面からさらに奥に浸透して内側を知覚することができます。
あなたのタッチは、どのくらい深くお腹を受け取り感じることができますか?
ひとつの呼吸が生まれては消え去り、また誕生しては消え去り、
手のタッチと呼吸と共に自分自身のお腹とつながっていきます。 - うつ伏せに寝て、お腹を大地につけてレットゴー。
吸う息で、お腹のスペースが背面全体にも広がるのを感じます。
吐く息とともに必要のないエネルギーや感情を大地へアースします。
地球の鼓動とお腹がつながるのを許していきます。
- もう一度、座って、腹の中心を感じます。
そこにある沈黙を楽しんでください。
意識的な今ここのタッチは、生そのもの、愛そのものです。
お母さんとつながるへその緒がない今、
愛や安心を与えてくれる誰かを外から得ようとするのではなく
自分自身の意識で満たしていくことができるのです。
夜寝る前でも、どの時間帯でも、
自分とつながりたいとき、不安や緊張があるとき、
こんな風におなかの沈黙にチューニングしてみてください。
内なる沈黙から、本当の笑い、ブッダの笑いが生まれてきます。
さあ、ハラの中心から、今日の一日をウエルカムしていきましょう。
With happy Buddha belly, ラサタ