2024/03/17

Day17:何も知らない---気付きの21日間

ARUNの仲間が、ARUNでのよろこびを歌にしてくれました。
歌詞を紹介しますね。


Touching from an innocent space
of not knowing anything.

It is the feeling of deep acceptance
and opening to be loved.

It is the joy of being together and alone.  

‥‥by Vandano

なにも知らない、
無垢なスペースから触れること
それは深く受け容れられているという感覚
愛されることに開かれていく
ともにあるよろこび
ひとりあるよろこび


創始者Anubuddhaはよく、
「セラピストである必要はないよ。僕たちはガーデナー(庭師)なんだ。」
という話をしてくれます。

Anashaは、
「お料理と一緒よ~」とも。

触れる人が何かを知っていて、
タッチを受けとる人を癒す、治す、正す、、
ARUNは、そんな風には捉えないんですね。

もちろん、コースでは生きた解剖学もじっくり学ぶし、
多彩なタッチの技術についてたくさんの体験をし、学こともします。

でも、タッチを受け取ってくれる友達を前にした瞬間には、
「何にも知らない」わたしで、そこに立ちます。

ただ目の前の友達のからだに気づきを向けて、
その声を聴いて、それに応答して、
まったくの無垢なスペースから、触れていきたいのです。

目の前に起こっていることを問題と感じたり、
何かと比べたり、うわの空になったり、何かを期待したりすることなく、
ただ、そこにいて、ハートを向けて、あるがままを受け取っていく。

興味を持って、リスペクト(尊重)とともに、
何も知らないなかをそっと探検していきます。
ガーデナーのように土を耕したり、そこに水や空気を届けたり、
お料理するときのように、こうしたらもっと美味しそうになるかも~と試したり、、

そのようなタッチのなかで、
触れられる人には、
深く受け容れられている、という感覚が生まれてきます。
そしてそれは愛なんですね。

くつろぎと安心のなか、愛されることに開いていく。
愛されている、ということを体験します。

人と人とは、こんな風に関わることができます。ARUNのこういうところが大好きです。

今日は少し、自分自身にそんな風に触れてみませんか?まず自分の、どちらかの手のひらを眺めてみてください。まるで初めてそうするかのように。ひょっとしたら、実際そうかもしれませんね。

そして、反対側の手で、触れてみます。
肌の色や、かたち、柔らかさ、かたさ、温度、、。ほんの小さなことに気づいて、何も知らない、赤ちゃんのような無垢なスペースから。
ガーデナーのように深く耕してみたり。どうですか?美味しそうに、ふっくらしてきましたか?

しばらく触れたら、手を離して、両手を感じてみます。触れていた手と、触れられた手に、なにか違いがありますか?

それを味わったら、もうひとつの手のひらにも触れてあげましょう。

私たちはこんな風に、自分で自分を愛することもできますね。

with Love
アディプリヤ