ARUNコンシャスタッチには、OSHOのヴィジョンが脈々と息づいています。
ARUNの創始者であるアヌブッダが、インドのOSHOマルチバーシティにてヒーリングアート部門のディレクターであった頃、Oshoがアヌブッダの質問に応えて、講話の中で語ったヴィジョンが、ARUNが生まれる大きなきっかけのひとつになっていると聞いています。
それは、『創造的科学と芸術と意識の世界アカデミー』という、3つの部門からなる新しい教育のビジョンについて。
OSHOは、従来の教育システムは、自分の肉体を愛することや、いたわることを教えない、その肉体の神秘の中にどのように入っていくかを教えない。そのような教育では自分自身の意識の中にどのように入っていくかを教えることはできない。
人類が喜びと美しさと愛の高みへと登るような、平安と沈黙の源に連れていくような新しい教育が必要であると言います。
そのときのOSHOの講話の一部を紹介します。
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『自分の肉体を苦しめることで意識を高めることはできない。
肉体は愛されなくてはならない。自分の肉体と親しい友達でいなければならない。それはあなたの家なのだ。
自分の肉体からあらゆるがらくたを落とさなければならない。
そして、肉体が来る日も来る日も絶えず自分のためにしてくれていることを覚えていなければならない。食べ物を消化し、血液に変え、死んだ細胞を肉体から排泄し、新しい新鮮な酸素を肉体に取り込んでいる。
それなのに、あなたは深く眠りこけている。
肉体は、あなたの生存のために、生命のために、あらゆることをしている。
あなたは、いまだかつて、自分の肉体に感謝したこともないほど、恩知らずなのだが。それどころか、あなた方の宗教は、肉体を苦しめるように教えてきている。
愛と慈悲はあなたの肉体と滋養のために絶対に必要なものだ。
アヌブッダ、根本的に、だれもがハートの沈黙にみちびかれるような、すなわち瞑想へと導かれるような、全く新しい種類の教育が、この世界に必要とされている。そこでは、誰もが、自分自身の肉体に対して慈悲深くあるように、準備しなければならない。
なぜなら、自分自身の肉体に対して慈悲深くない者が、他の人の肉体に対して慈悲深くなどなりえないからだ。
肉体は、存在全体における最も大いなる神秘だ。
この神秘は愛され、親密に探求される必要がある―その不思議さを、その働きを。 OSHO』
今日は、あなたの肉体、この大いなる神秘を意識的に感じて過ごしてみてください。
この肉体に生まれ、いつかこの肉体を去る日まで、いつも、どんなときでも一緒に生きているこのからだを思い起こしましょう。
自分自身のからだ、この最も親密な最愛の友だちは常に今ここに自分と共に在るのです。
Love, ラサタ