2020/03/05

Day5 : 3つの脳 ~生命の輝きに触れる21日間~


みなさんこんにちは。カマラです。
私の住むセビリアではオレンジの花が咲き始め、街中いい香りを楽しめる最高の季節です。例年より1月早い開花です。

香りって、鼻の粘膜から嗅覚神経を伝ってダイレクトに脳に届くので、人々もなんだか花のアロマ効果なのか、ウキウキしています。
みなさん、オレンジの花の香りを嗅いだことはありますか? 
それはそれは色っぽくて、情発作用があるのですよ。

脳といえば、面白い話ですが、いわゆる脳みそと私たちがいっている頭部だけでなく、3つの脳があると考えるDr.たちも今日では出てきているようです。

3つの脳とは?

1つは一般に言われる頭脳。考える脳。
ありとあらゆるすごい量の信号が24時間発せられ身体中に送られている場所です。

2つ目は消化器官。
これは生命の危機に関わるサインを伝えてくれる脳であり、幸せホルモンの一種セロトニンの90%は小腸から作られているとも言われています。
この第2の脳については10年程前からすでにアルーンでも紹介されたりしていますね。

3つ目が心臓。
これは関係性の冷温をキャッチする脳。ハートです。
言われてみればなるほど、ハートか高鳴るとか。
胸キュンとかは第3番目の脳が行なっているのですね。

この3つ目の心臓も脳という、本当に新しい考えを持った人たちは、「これらの3つの脳たちのバランスがより大切だ。」ということで、そのためのエクササイズやワークなども出てきているようですよ。


例えば恋をすると胸がいっぱいでご飯が食べれなくなったりします。
第3脳が活発になって第2脳のエネルギーが低下する現象ですね。

第1脳と第2脳のつながりを表す例として私によくあったことですが、学生の頃、勉強に集中して脳を使った後は、やたら沢山食べすぎなくらい物を詰め込んでいて、今よりふた回りくらい身体も大きかったのを覚えています。 (あんな風にチョコレートやお菓子を食べてたのは自分の身体を愛してなかったなー。)
って思い起こせば反省です。
今でも冬だと寒いし、暗い時間が長いので、食べ物で喜びを得ようと、ジャンクなお菓子を食べないにせよ、ついつい食べ過ぎになっていたりしますね。だから春は私たちの消化器官はオーバーワークで少し弱っていることが多いのです。今は、それを立て直すための季節でもあるわけです。
ちょっと暖かくなって来たこの時期は特に肝経を綺麗にするのが良いと言われているので フレッシュりんごジュースを飲む肝臓のクレンジングなども良いですよね。興味のある方は個人的に聞いてください。

ラサタも私も3月の2日から少し体を整えるためにフルーツクレンジングを1週間に渡って始めています。毎年春と秋には、1週間それぞれに同じような時期に声を掛け合っていろいろな方法でするのですが、フルーツは消化時間が早く、ミネラル、ビタミンも豊でなので身体が衰弱したりしません。軽くなり、思考も明るくなります。

その上に身体中に溜まってしまっている感情が沢山意識の層に上昇してきます。ネガティブな感情(不安感や恐怖、執着など)、無意識に閉じ込めておくとは身体を知らないうちに害してしまったりしています。だから食事を整えることは第1脳の考え方も、第2脳の消化器官も、第3脳の感情も思考もクリーンに穏やかに癒すことができるのです。

「食」はサバイバル精神と密接しています。お母さんとの関係とも。子供の頃からの古いものとつながっているのです。だから、そのパターンを手放すのは容易ではなかったりします。でも、ゆっくりと3歩進んで2歩下がるというのを何度も繰り返しながら一歩一歩諦めないとこが大切です。

たった1日でも良いし、週末だけでも良いので、この21日間のどこかで「お砂糖やカフェイン何度を抜いてフレッシュな生きた酵素がいっぱいのものを食べる日」「意識的に綺麗なものを身体に取り入れる日」を作ってみてはいかがでしょうか?

その1日が、3日、1週間になって、そして日々の生活そのものになるのは間違いないのですから、初めからできないと思って諦めるのではなく、第1歩が大切ですね。

あなたの身体に入れるものはあなた自身になっていきます。
食を整えると3つの脳が調和されて、身体も心も、そして魂も喜びます。

Take a step … Kamala