2020/03/11
Day11 : まるで初めてのように ~生命の輝きに触れる21日間~
カマラです。
今年1月にエクアドルで参加したアナーシャとアヌブッタによるARUNメディスンブッタのトレーニングの参加者のほとんどが初めての方たちでした。スペインのトレーニングはいつも体験者やボディーワーカーがたくさんいるので、新しい人たちの中に混じって私もまるで全くタッチを知らないかようにトレーニングを受けたのはとても新鮮でした。
全く知らないって、純粋で、素直で、吸収力があって、素晴らしいですね。
そんな人たちの中で私もまっすぐに23年前に帰ったかのようにトレーニングを受けることができました。もし私が、「もうこんなの習ったことあるじゃん。」とか「私はよく知っているからもっと違うこと教えて欲しい。」みたいな態度であったとしたら、せっかくの毎日が退屈で時間が過ぎるのが遅かったことでしょう。
アルーンは毎回違います。本当に新しいことだらけで、いつもまるで初めて人に触れるようにセッションが進行していきます。ベーシックも、アドバンスも全く関係ないのです。
たとえ同じ背中のタッチでも、今の自分と前に受けた時の自分は全く違うので、決して同じではありません。自分自身への気づきは回を重ねることに高まり、そしてトレーニングが終わってからも、日常生活での私たちの身体に対する意識が変わり、学びは深まります。
これはアルーンだけでなく、人生そのものに言えることだと思いますが、私たちとって大切なことは「知っている」というエゴを捨て去ることではないのでしょうか。初心に帰ると、たくさんのギフトが待っています。
ほんの少しマインドを切り替えて今を生きる。
まるで全く何も知らない子供のように、まるで生まれて初めてのことが起こっているように、手探りしながらでいいから前に進む。
恐怖は手放して、好奇心いっぱいに、この瞬間に大空に羽ばたく。
過去の記憶は過去のもの。
過去のあなたと今のあなたは別人。
今があるから未来もある。
今を生きなければ未来は生きられない。
今だけがここにあり起こっていること。
その今を大切に、信頼と愛に満ちて生きよう。
それがこの瞬間に触れて、触れられることなのだから。
そこから全てが始まる。
アルーンコンシャスタッチは今ここを信頼することから始まります。
それは人としての意識的な生き方そのものなのです。
Live NOW, in this moment of the LIFE… Kamala