2020/03/08

Day8 : 身体とのコミュオン ~生命の輝きに触れる21日間~



こんにちは、ラサタです。
今日は、自分と身体との関係性を見直す一日にしてみませんか?
身体は、命が宿った瞬間から、最後の一息の瞬間まで私たちの魂が宿る聖なる神殿です。しかも一瞬も休むことなく生涯働いてくれています。肉体的なことだけでなく、私たちの感情や思考も引き受けてくれているのです。寝ている間も身体のことをすっかり忘れているときでさえ。けれど私たちはどれだけ身体を感じ、気遣いケアしているでしょうか? 

私たちの身体は、一生死ぬまで一時も離れることのない最も親密で愛すべき神秘に満ちた友人です。

もし、友人が一生懸命に私のために日夜働いてくれて、
私がそれを無視したり当たり前に思っていたら、その関係性はどうなるでしょうか? 
自分の考えを押し付け、無理をさせ、文句ばかり言っていたら?
私のために何をしてくれているのか知ろうともせず、感謝することもなかったら? そして、それでもなお私のために最善を尽くして働いてくれているとしたら。

私はアヌブッダのアルーンコースで、タッチを受けているときに雷で打たれたようにそのことに気づかされ泣きました。私の最愛の友人、「身体」がしてくれていることの大きさに圧倒され、心から謝りたい気持ち、感謝、愛おしさ、尊敬、言葉にならないたくさんの思いが涙とともに溢れてきました。身体と向き合いたい、ほんとうの友になりたいと思ったのです。

アルーンを実践するにつれ身体との関係性が変わっていきます。身体の声にもっと耳を傾けるようになり、身体もまたそれに応答してくれます。身体は様々な次元で私たちを常に全力で助けようとしているのがわかります。頑張らなければならないときは一緒に頑張り、休むときは共に休息を楽しみ、、。

身体と自分との信頼が築かれていくと、コミュニケーションだけでなく、コミュニオンが起こってきます。コミュニオンというのは、深くつながりあい、共鳴しあい、調和の中でひとつになること。

身体は、人生の道のりの数々のチャレンジを乗り越えていくことのできる智慧とパワーと愛を与えてくれる力強い存在です。自分を知ることの神秘を分かち合う真の友なのです。

身体に触れること触れられることは、内なる生命とつながるための、身体の声を聴くための、最高に素晴らしい方法です。

タッチを使ってあなたの身体の声を聞いてみましょう。
どこかあなたがつながりたい身体の場所を選んでください。
足、膝、顔、首、内臓、身体のどこでもいいですよ。

その場所に挨拶するように優しく手を置きます。その場所を少しセルフマッサージをしてもいいですね。それから再び手を静かに止めます。そこを包み込むように、手が身体の形に溶けていくように。体のぬくもり、質感、柔らかさ、厚みや骨ばった感触、そこで感じることを何であれ、ただ知覚します。表面の皮膚からその下にある筋膜、筋肉、骨など、さらに内部に気づきを向けます。同時に身体があなたの手に触れてくるのを受け取っていきます。

それから身体の中のスピリット、意識を呼び、声をかけていきます。
「私はあなたにもっと近づきたい、あなたと友達になりたい」
あなたの言葉でいいので、話していってください。
「あなたが私のためにこれまでどれだけのことをしてきてくれたのか気づくことすらしなかった」
「だから今あなたに言いたい、ありがとう」

身体の声に耳を傾けます。実際に声がするかもしれないし、体の感覚やフィーリング、イメージがやってくるかもしれません。ただ気づくこと、あるいは静寂かもしれません。そしてあなたの言葉で、さらにあなたの思いを身体に伝え、耳を澄ませ、身体と語り合う時間をもってみてください。

身体の声に耳を傾けたら、あなたは今日はどこに行きたい? 何をしたい?
何を食べる? どう在りたい? 素敵な一日を!

LOVE, ラサタ

*OSHOの瞑想セラピーで「Talking to your BodyMind ―こころでからだの声を聴く」という7日間のプロセスがあります。
からだの声に耳を傾け生の神秘と深くつながっていく受容的なガイド瞑想で、私も何回も受けたことがあります。
OSHOの身体へのアプローチとヴィジョンはアルーンの背景でもあり、コース中にアヌブッダもこの瞑想のエッセンスをタッチに取り入れています。