2020/03/19

Day19 : ダンシングハンズ瞑想 ~生命の輝きに触れる21日間~



今日はあなたの2つの手に、自由にダンスする時間をプレゼントしませんか。
以前にも紹介しましたが、これはあなたの手に役立つ瞑想で、「タッチ」をより意識的なものにするための、もっとも美しく、ダイレクトな方法の一つです。

始める前に、少し手をリラックスさせましょう。
まず手首。両方の手首を振ってみます。肘を直角くらいに曲げた位置で、手の先を上下に振ります。
結構ぶんぶん振っても大丈夫。肩を楽にして、呼吸を止めないで。
これは、肩や首の緊張を解くのにもいいですよ。

次に指先。片方の腕をまっすぐに前に伸ばし、手のひらは下向き。
反対の手で4指をゆっくりと反らせていきます。指、手のひら、腕に気持ちのよいストレッチを感じます。
そして解放して~、影響を感じます。反対の指も同じように。

準備はできましたね。
それでは、アヌブッダのガイドでやっていきましょう。

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目を閉じて、座るか立っている時に、自分の手をダンスさせましょう。

自発的でクリエイティブな動きであれば、どんなものでもかまいません。
さまざまな動きが持っている可能性や、両手を流れるエネルギーを新しいやり方で楽しみましょう。

両手がばらばらに勝手な動きをしているあいだは、他のことは全部忘れて、あふれるほどの愛と気づきを両手に注いでください。
「ちゃんとやっているかどうか」は気にしないこと。
ダンスしているのはあなたの両手なのですから!
動きの変化を止めてはいけません。
両方の手がそれぞれ好きなように動くままにしておきましょう。

意識を向けたまま、楽しんでください。

しばらくたったら(10分から15分がベスト)
動きを止め、少なくとも5分間は動かずにぼんやりと自分の内側を見つめてください。
この簡単な瞑想は、毎日の行動すべてに驚くほどの影響を与えます。
あなたはそれまでよりもずっと敏感に、存在感をもってタッチできるようになるはずです。
両手と左右の脳は交差した形でつながっていますから、この瞑想は心が「荷が重い」状態にある時や緊張している時、心配事がある時や夜眠れない時などにとても役立ちます。

この瞑想には、ハートと受容性を開く働きもあります。
ぜひ試してください。
OSHOはこう言っています。
「私の手が過去に知った経験という荷物なしであなたに触れることができるなら、触れることは瞑想になる。
私が強調したいことの三つめは、瞑想する心は、「今」「ここ」を超えたところに行くことはない。
瞑想する心は、いつも「今」にいて、それぞれの瞬間をそれが訪れるままに受け入れる」

これがアルーンコンシャスタッチの基本です。

(スワミ・プレム・アヌブッダ「FiLi」1996. Vol.34 より)

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自分で手を動かすのではなくて、手が動くに任せるということ。
目を閉じて、例えば、両方の手を宙に浮かせて、感じてみます。
きっかけを感じて、それに付いていくという感じです。よく分からなければ何となくで全くオッケー。
自分で意識的で動かすのではなく、「動き」に乗っていくことを遊んでみてくださいね。

Love アディプリヤ