2020/03/03

Day3 : 30回の呼吸 ~生命の輝きに触れる21日間~



こんにちは、アディプリヤです。

この21日間、アルーンコンシャスタッチ創始者アヌブッダ&アナーシャがこれまでシェアしてくれた沢山の宝物から、普段の暮らしを意識的に過ごしていくヒントをお届けしていきますね!

「自分自身ではなく、【誰か他の人】が私にとって何が一番いいかを知っている」
私たちは、こうした考え方に馴染んできました。そんな風に教育されてきたのです。

これは、緊張を誘います。不安、心配、そして怒り。そして、外側に注意深くあることを訓練して学び、「すべきこと」「すべきでないこと」がたくさん生まれ、それがまた緊張を作る。終わりはありません。けれども、このプログラムを変えることはできる、とアヌブッダは言います。

その鍵は【内側を観る】ということ。

自分自身の知性や、身体の内側の知恵と繋がり、それを信頼する能力を育てて行く。今、この瞬間の自分自身の感覚に気づき、それを信頼して動く。その先に、くつろぎはあります。これはとても簡単で、誰にでもできます。私たちはただそれをする機会がなかっただけです。

内側を観る。

聞き慣れた言葉かもしれないし、いつもやっていること、という方もいらっしゃるかもしれませんね。あるいは何だか難しい感じがしますか?
アルーンコンシャスタッチではこれを、身体を通して繰り返し、体験していきます。

今日の提案は、「30回の呼吸」です。たったの30回!
今の姿勢のままでOKです。座っていても、立っていても。どこかに横になれる人はそれもいいですね。できるだけゆったりとした体勢をとります。

それでは、「左の脚」に30回の呼吸をしていきます。「左の脚」だけを感じます。できれば目を閉じて(でもまずはこれを読みながらやってみてもいいですよ)、左の足先に呼吸が入ってくるのを感じてみます。息を吐く時に、左の足先がほんの少しリラックスするのを感じてください。空気が出て行くにつれて、左の足先を「手放し」ます。何度か繰り返します。

次に、気づきを、左のふくらはぎの内側に移しましょう。左脚の内側のくるぶしからふくらはぎにかけて、息を流し込みます。そして、呼吸が出て行くのと一緒に、そこがくつろぐのを「許してあげて」ください。何となく、でいいです。ただ「内側を観る」ことを続けます。リラックスして。

左脚の外くるぶし、ふくらはぎの外側、左の膝、左のふとももの後ろ、前、内側、外側。

丁寧に左の脚のその部分を感じ、呼吸を入れ、入る息が触れてくるのを感じ、息を吐くのと一緒に、もう少しだけ、その場所が緩んでくるのを感じます。なんだかよくわからなくてもオッケーです。
深刻にならないで。これは遊びです。

そして、左のお尻の付け根、坐骨、骨盤にも、呼吸していきます。
最後に、左の足先から骨盤にかけて、呼吸が流れて行くのを楽しんでください。
30回くらい、左の脚のいろんな部分に呼吸することを続けます。
もし、脚のなかに気になる部分があるなら、そこに時間をかけてみてもいいですね。

終わりましたか?今、あなたの左脚はどんな感じですか?
座っている人は、できれば立ちあがってみます。
より大きく感じる?軽い?よりやわらかい?
地面や床とどんな風につながっていますか?
右の脚と比べると、どんな感じでしょう?

何にも感じないという人もいるかもしれません。それは全くオッケーです。
気のせいかも?というような何となくある感覚に、あたたかな気づきを向けていきます。
そしてこれは練習です。繰り返し経験することで、あなたの感じやすさは広がります。
そして「観る」という質も育ちます。
感じることは、今、ここにいること。思考から離れていることでもあります。
呼吸は、内側を観ることを助けてくれます。
今、ここだけにある呼吸の動き。それと一緒に内側を観ていくことができます。
そして、アルーンコンシャスタッチのセッションではこれに「タッチ」という手がかりが加わります。
タッチの助けを借りて内側を観ていく体験は、さらに容易だし、楽しいものですよ。

時間のある人はぜひ、右脚でも同じことをやってみてくださいね。
そして、両脚を終えた時の感覚を、再び観察してみてください!
そして、歩いてみましょう~。
今、あなたの両脚はどんな風ですか?
軽やかですか?より親密な感じがしますか?

昨日ラサタがシェアしてくれたグラウンディングの感覚を、今のあなたの脚で、味わってみるのも興味深いですね。

唯一無二の相棒、大切なあなたの脚との一日を、どうぞ楽しんでください。
Love アディプリヤ