2020/03/09

Day9 : 私たちの『潜在』に愛を分かち合う ~生命の輝きに触れる21日間~



「21日間を意識的に」というプログラムも今日で9日目になりました。
毎朝お届けしているこのメールとは別に、それぞれに自分で決めた?何かひとつのこと?を決めて続けてみるという取り組みはいかがですか?
どんな体験になっているでしょうか?
もし、まだ始めていなかったという方がいらしたら、よかったら今からでも!
始まる前にお送りしたお誘いのメールをもう一度見て、ご参加くださいね。

この、今、皆さんと一緒に過ごしている「21日間を意識的に」という取組みは、この時期、これまでにもアルーンで何度か行われてきました。(ウェブサイトにその記録があります。これは宝物ですよ~。)


今日は、2013年にアヌブッダから発信された、とても興味深い記事の一部をご紹介します。
**

私が話しているのは、私たちを作り上げている「目に見える随意なものと、目に見えない不随意な」生命力と潜在力のことです。

私たちの生命のごく僅かしか「私たち自身の手のなか」にはありません。
残りは恩寵をとおしておこり、私たちの随意によるコントロール下にはないのです。

だから、感謝と謙虚がそれほどまでにパワフルなヒーリングエネルギーになるのです。
私たちは、物質的な生命エネルギーと非物質的な生命エネルギーがともに振動するものなのです……
(アヌブッダ , 2013 , ユニバーサル・ハーモニー#6)

**

「目に見えない不随意な生命力と潜在力」「潜在するもの」って何でしょう?

それは例えば「血液の流れ」。心臓から血液が送り出されて、身体中を巡って酸素を届け、そして不要なものを受け取って戻ってくる。これは全く不随意ですね。
私たちが眠っているときも、全く意識しなくても、この働きは起こり続けています。そして、意識してコントロールしようとしても、それはできません。

あるいは「呼吸」。
空気が入ってきて、肺に取り込まれて、酸素を受け取り、そして出ていく。呼吸は意識して行うこともできます。けれど、ずっと意識しているわけではありませんね。私たちが忘れていても(!)、生きている限り、どんなときも、ありがたいことに、呼吸は起こり続けてくれています。

そして「食べ物の消化」「脳脊髄液の流れ」などなど、私たちが生きていく上で欠かせない大事な働きの多くは不随意に起こっています。それらは、「恩寵を通してやってくる」とアヌブッダは言います。
そして「OM ~オーム~」という音についてのOshoの言葉を紹介しています。

**

「OM」は、その内なる音楽、その内なるハーモニー、その内なる共鳴音をあらわし、あなたの身体、あなたのマインド、あなたの魂が、深い調和のなかでともに機能したときに起こる。

目に見えるものと目に見えないもの、顕在するものと潜在するものがともに踊るとき…… 
それらが深い愛のなかにある、二人の愛する人のように、お互いのなかへと抱擁し、混ざり合い、解け合うとき。

顕在するものが、潜在するものへと愛をわかつ…… 
潜在するものが顕在するものへと愛をわかつ…… 
顕在するものと潜在するものが、もう「2」つではなくなり「1」つとなるとき。
「OM」はあなたの存在のもっとも内側の深い部分の音楽になる…… 
すべての思考と欲望、そして記憶がなくなってしまったとき…… 消えたとき……. 
そしてマインドが完全にひっそりと静かになるとき」
(Osho, “I AM THAT”, 1980.)

**

私たちを生かしてくれている様々な「潜在するもの」「不随意な生命力」。
そのことに気持ちを向けてみたことがあるでしょうか?
ありがとう、を伝えてみたことはありますか?

例えば「呼吸」がしてくれていること。どこからともなく、息を吸う動きが生まれ、空気が肺を満たし、ある時、出ていく。呼吸はどこで生まれ、どこに戻っていくでしょう?
そして私たちの血液には新鮮な酸素が行き渡り、そして不要なものが吐く息とともに外に出ていく。その働き、役割、動きに思いを馳せ、気づき、感謝を伝える。

それは、顕在するものが、潜在することに愛を分かつ、ということの入り口になるでしょう。

「奇跡のような人間のエネルギーフィールド、自分自身の身体の不随意の動きや内なるプロセスに、愛と気づきというオーガニックなエネルギーをもたらすと、進化的で錬金術的なシフトが起こる」
とアヌブッダは語ります。

今日はあなたの「潜在」に、意識を向けてみませんか。

※詳しく読みたい方はこちらをどうぞ。

Love アディプリヤ