2023/03/12

Day12:見ることのアート --- 意識的に過ごす21日間

私たちの生活では、外からの情報の80-90%は目から得ています。

スマホやPCなど画面を見ることも多く、絶え間なく過剰な光や刺激にさらされていますね。
目は私たちが見たもの、体験したことの記憶や感情とも綿密に繋がっています。

様々な理由から眼球や目の周りの筋肉や組織が緊張し血流やエネルギーが滞りがち。
目は物を見るだけでなく、私たちの心の窓、意識の窓です。

今日は、眼をケアして、
目の使い方、見ることのアートを実験していきましょう。

温かい蒸しタオルで目を覆うか、
あなたの手のぬくもりで目を休ませます。

それから、頭を動かさずに
眼球を上下、左右、対角線、眼球を回す。首を回す、
など各10回-20回くらい動かします。

その際、無理に強くやらないでゆっくり自然な呼吸をしながら、
その動きが内側にどんな影響を与えるのかを感じます。

やりにくい場所や方向にも気づいて、
動きを繰り返しながら、その感覚を見守ります。

それから、眼を閉じて、
眼の周りをとてもソフトにマッサージします。
眼球ではなくその周りの眼窩の骨に沿って優しく触れます。

最後に手をカップにして覆い、
温かい闇が眼の中に浸透していくその静寂に休みます。

そして目を開けます。

その時、見ようとするよりも、
周りの景色があなたの眼に触れてくるのを受け取ります。
私たちの視覚中枢は、眼の表面ではなく、脳の後ろ側にあります。

Day8の「幸せになる頭の使い方」を覚えていますか?
頭のうしろ側に映像を受け取り、そこから見ます。
頭の前の部分の心配や不安、ジャッジや期待の目ではなく、
頭の後ろ側のくつろぎとスペースから見ます。

どんな感覚がありますか?

今度は、目という窓を通して
ハートが見るのを許していきます。

見ている景色をハートで受け取り、
ハートの柔らかさ、温かさから見るとき、
見ているものの質、自分との繋がりに何か変化が感じられますか?

次はハラから観てみましょう。
ハラがあなたの目を通して、見るものをハラで受け取る。
あなたのハラの海はどんな風景を映し出すでしょうか?
眼をとおして、ハラから在るがままに見るということは、あなたにとってどんな体験ですか?
同じ風景が、全く違う質を帯びてくるのが感じられますか?

今日は、花か木、あるいは、愛する人、身近な人で、
見ることのアートを試してみてください。

そして何よりも自分自身に愛のまなざしで見る一日を過ごしましょう。

Love ラサタ